富士でのF1が開幕
2007年9月28日
30年ぶりとなる富士スピードウェイのF1日本グランプリが遂に開幕した。セッション初日となる金曜日には約5万数千人の観客が訪れ、富士の裾野に響き渡るF1マシンのエキゾーストノートに酔いしれた。
最初のセッションは、午前10時から行われたフリー走行1回目。最初にコースインしたのは、スパイカーのスーティル。昨年の全日本F3王者だけあって、好タイムを連発し、一時マクラーレンの2台とフェラーリの2台に続く5位につけた。このセッションでトップタイムをマークしたのは、フェラーリのキミ・ライコネン。1分19秒119という富士スピードウェイのコースレコード(これまでのレコードタイムはフォーミュラ・ニッポンのブノワ・トレルイエがマークしていた1分25秒525)。
各チーム空力バランスの設定に苦しんでいたが、中でも特徴的だったのはレッドブル。フリー走行1回目では、イタリアGP並みの薄いリヤウイングを装着していた。その影響もあってか、最高速が要求されるメインストレートや300Rなどでは目を見張る速さを発揮した。しかし、ダウンフォースを必要とするセクター3では大きくタイムを落とすという状態だった。フリー走行2回目にはこのウイングを見直し、ダウンフォース量を増したリヤウイングに換装していた。ちなみに、ダウンフォース量が少ないセッティングの際にウェーバーがマークした最高速度は、334km/hだった。
フリー走行2回目のトップは、マクラーレンのルイス・ハミルトン。1分18秒734だった。
土曜日のセッションは、午前11時から、フリー走行3回目が行われる。
関連ニュース
9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
2024年F1カレンダー
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