新レイアウトの富士での初めてのグランプリに備え、フェラーリのフェリペ・マッサは1日かけてチームのシミュレーターでコースを覚えたという。

「残りは3戦だ。いつもどおりチームのためによりよい結果を出すためベストを尽くすよ」と日本GPを前に語るマッサ。
「フェラーリでは、最も優先されるべきはチームの利益だ。やるべきことは多いが、何が起こるか分からない。F1では時に驚くべきことが起こるんだ。嬉しい驚きがあることを願っているよ」

「日本GPは開催地が変わり、新しいレイアウトのコースなので、僕ら全員にとって新たなチャレンジとなる。ほとんどのドライバーがそうだと思うけど、僕もファクトリーのシミュレーターを使って富士のコースについて勉強した。先週の木曜、丸一日かけてね。今ではどこにコーナーがあるのか分かっているし、コースとその全体的な特徴の感触もつかめた。おかげで金曜にプラクティスがスタートする時点でサーキットにいくらか慣れた状態でいられるし、少なくともコーナーがどちらに向かっているのかは知っているわけだ。すごく有意義な1日だったと思う」
「フェラーリではシミュレーターの開発を大幅に進めているところだ。まだ理想的な状態ではないからね。開発作業に懸命に取り組んではいるが、最高レベルで動かせるようになるまでにはまだ時間がかかるだろう。でも、今週末のようにコースのことを全く知らない場合には、すごく役に立ってくれるよ」

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