ホンダのルーベンス・バリチェロが、今シーズンは悪夢のような1年となっているが、少しでも改善されることを今も望んでおり、今週末の日本GPを楽しみにしていると語った。

　バリチェロは今シーズンここまで、トップ8圏内でのフィニッシュがなく1ポイントもあげていない。7月のシルバーストン戦での9位フィニッシュを上回る成績をあげるチャンスは、あと3戦しか残っていない。しかしバリチェロは、シーズン終了までハードワークを続けていくといい、新しいレイアウトとなった富士スピードウェイでレースができるのが楽しみだと語っている。

「ホンダで2年目となる今年、ホームGPとなる日本でのレースをとても楽しみにしている」とバリチェロ。

「日本GPは昔から好きなイベントだ。鈴鹿サーキットには、2003年のポールtoウインをはじめ、特別な思い出がいくつかある。去年はホンダで初めての日本GPだったが、あれは素晴らしい経験だった。ファンはとても熱狂的で、週末を通して僕たちを心から応援してくれた」

「今年は1977年以来となる富士スピードウェイに舞台を移すこととなった。富士では1991年にF3でドライブしたことがあるが、あれ以降、サーキットは近代化された」

「新しいレイアウトでレースができるのはとてもエキサイティングだね。オーガナイザーたちはサーキット改良のために素晴らしい仕事をしてくれたはずだ」

「今年の僕たちのマシンパフォーマンスは開幕時に期待したようなレベルまで達していない。でも、状況改善のためにファクトリーではいまもハードワークを続けている」

「シーズン終了まで懸命に取り組んでいくつもりだ。パフォーマンスが向上し、今年ならびに2008年に好影響を及ぼす結果となることを期待している」

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