ルノーのジャンカルロ・フィジケラは、5戦連続ノーポイントの流れを、今週末の日本GPで断ち切りたいと考えている。

　フィジケラは7月のイギリスGPで8位に入ったのを最後に入賞から遠ざかっている。前戦ベルギーではわずか1周でリタイアしているだけに、富士では立て直しを図り、いいレースをすることを強く望んでいる。

「正直言って、スパの週末についてはほとんど言うことがない」とフィジケラ。
「いろいろあった週末で、マシンがうまく動いてくれなかったのにはさらにがっかりさせられた」
「でも今は最後の3戦に気持ちを集中させている。いいバトルをしてポイントを加算したい」
「日本という国は全体的に好きなんだ。ここでのレースはいつも楽しいものだった」
「ルノー時代に日本で2度表彰台に立っている。今年は富士でまたいいレースをしたいと思う」

　富士に行くことが楽しみかと問われたフィジケラは、新たな開催地に行くのは楽しいものだと答えている。

「何か変化があると、毎年のルーティンが変わることになる。ドライバーにとってもエンジニアにとっても、仕事がより面白くなると思うよ」
「実は、僕は富士に行くのは初めてではないんだ。1993年にF3でレースをしているからね。でもその後、サーキットは大幅に変わったから、コースを学習するためにたくさんの作業が必要になる」

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