マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、今シーズンの残りを4人、すなわち彼自身、ルイス・ハミルトン、フェラーリのキミ・ライコネンとフェリペ・マッサでチャンピオン争いが繰り広げられるだろうと語っている。
アロンソは、ドライバーズ選手権でトップを走るハミルトンとの差を少しずつ縮めており、先日行われたベルギーGP終了時でその差をわずか2ポイントとしている。今シーズン、残されたレースは、2007年FIAフォーミュラ・ワン世界選手権の第15戦、来週末に行われる日本GPを含め、あと3レースである。
富士でのイベントを前に、2度の世界チャンピオンに輝いたアロンソは、今年、チームはあと数レースで勝てるだろうと自信を見せている。
「僕らは予測をできる立場には無いけど、でも選手権は4人の間で争われるのは間違いないよ」
「フェラーリはスパで強かったし、僕らはモンツァで強さを見せた。チームの誰もが富士、上海、そしてインテルラゴスで強さを発揮できるよう懸命に作業をしているんだ」
「僕らはあと数レース勝てるだろうと思う。まず日本で勝てるようにできることはすべてやるよ」とアロンソ。
アロンソは富士でのイベントに関して、ライバルとは異なり、昨年数周のデモ走行をしたことはあるものの、簡単ではないレースとなるだろうと語っている。
「誰にとっても未知のトラックなので、知識に関しては皆同じ位置にいる。2006年にお客さんを乗せて数周そのトラックをデモ走行したことはあるよ。走っておいて本当に良かったよ」とアロンソは語る。
「最適のセッティングを見つけるのは簡単じゃないよ。すごく長くて速いストレートがある一方、その他の部分はかなりスローなんだ」
「正直言うと、それ以上は金曜日のフリー走行の後じゃないと言えないな。でも実際どんなところなのか、来週がすごく楽しみなんだ」