フォーミュラワン・マネージメントがインドGPの開催候補地2カ所を承認した。インド初のグランプリ開催計画は2010年の実現に向けて大きく前進したようだ。

　開催候補地はソーナおよびグレーター・ノイダで、両者ともニューデリー郊外に位置する。FOMは、F1公式コースデザイナーであるヘルマン・ティルケが今月両地を視察した結果、レースプロモーターであるインド・オリンピック協会に最終決断を委ねるとコメントした。
　ティルケはsportbusiness.comに対し、次のように述べている。
「我々は2010年の契約を結ぶ予定だ。何月になるかは決定していないが、3月に開幕戦として、あるいはバーレーンGPの後に行うかもしれない」
　IOA会長のサリッシュ・カルマディは「契約は最低でも10年間におよぶだろう」と明かしている。

　先日、インド人ビジネスマン、ビジャイ・マルヤがスパイカーF1チームの50パーセントの株式取得に向け交渉中であると認めており、これがインドGP実現への大きなカギになると見られていた。

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