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ハミルトン、アロンソへの不満を表す「あれはフェアじゃない」

2007年9月18日

 ルイス・ハミルトンは、ベルギーGP後の公式声明では、チームメイトのフェルナンド・アロンソとは激しいタイトル争いをしており、そういう場合にはレース中に激しいバトルが繰り広げられることもあるものだ、とコメントしたものの、その後、オープニングラップのアロンソの動きに対する不満をはっきりと表した。

 予選でフェラーリに破れ、セカンドロウからスタートしたマクラーレンのふたり。アロンソがハミルトンを外側に追いやる形で改修されたラ・ソース・ヘアピンに進入、2台は接触寸前のところまで接近した。ポールシッターのキミ・ライコネンとの間にできたスペースを利用して接触を逃れ、イン側につけたアロンソは、再びハミルトンに幅寄せ、ハミルトンは接触を避けるためにランオフエリアに退避せざるをえなかった。
 ワイドなラインをとったハミルトンは、勢いよくオー・ルージュに突入するが、アロンソも油断することなく3位のポジションを保って坂を上る。このアクションは観客やテレビ観戦者にとってはスリリングなものであったが、ハミルトン自身はアロンソの動きにはあまり感心しないと語っている。

 ハミルトンはパドックで報道陣に対し、次のように語った。
「加速し始めたが、突然フェルナンドが幅寄せしてきた。彼は僕がそこにいたのを知っていたのに…」
「アンフェアなアクションをする人々にいつも不満を言い、フェアにやってほしいと思っている人間であり、そして僕が尊敬する人間であるというのに、彼は僕に大きく寄せてきて、全力で僕をコースの外に押しやった。あそこにランオフエリアがあって何とかできたので、本当にラッキーだったよ」

 先週の世界モータースポーツ評議会の公聴会の後も、どちらかのドライバーをひいきすることはないとしてきたチームボスのロン・デニスは、アロンソの動きを“ハードだがフェア”であると述べた。しかしハミルトンとしては、この評価の半分にしか同意できないようだ。
「フェアとは言えないね。ハードではあったけど」とハミルトン。
「あの時は全員に十分なスペースがあったのに、どういうわけか僕はコースから外れることになった。なぜそうなったのかは、きみたちの判断に任せるよ」


 デニスはアロンソの動きには何ら間違ったところはないと語り、今回のことでふたりのドライバーの間に新たな亀裂が生じることはないと主張している。ハミルトンがチャンピオン候補として活躍し始めてから、ふたりの関係は時にかなり冷ややかなものになっている。
 デニスは報道陣に対し、次のように述べた。
「ちょっとピリピリした状況だったが、今回の件について2人は話し合いをもって解決していくだろう。互いにプッシュすることはよくあることで、今回もそういうことが起こっただけだ。彼らはワールドチャンピオンをかけて戦っているのだから、お互いに少しタフな関係にもなるだろう。でも、それは大したことではない」




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