◆エイドリアン・スーティル(スパイカー)
Q:エイドリアン、Bスペックカーのパフォーマンスはどう?
AS:正直言って、前戦は僕らにとってベストなレースではなかった。もっといい結果を期待していたんだ。でもダウンフォースを取り払わなければならず、それでマシンはドライブしづらかった。ここでは前戦よりもいいと思う。通常のセッティングになり、ダウンフォースも適切なレベルになるからね。モンツァより少しはよくなるはずだ。それでもそう多くは期待できない。どのチームも進歩し続け、マシンの開発を進めているわけだから、それに追いつくのは大変なことなんだ。もしコンマ5秒削れたら素晴らしいことだけど、それでも他車を抜こうと思ったら難しいだろう。モンツァではトロロッソとの差は1秒だったからね。でも僕はいつもポジティブだ。ベストを尽くしてベストな結果を待つよ。僕らは確実に少し競争力を上げたからね。
Q:F1デビューイヤーの今、どういう気分?
AS:素晴らしいよ。僕がやれる最高の仕事だ。一戦一戦を心から楽しんでいるし、F1にいられてすごく嬉しい。他のカテゴリーとは違うし、大変な仕事だけど、完璧で、とてもいい気分だよ。
◆ロバート・クビカ(BMWザウバー)
Q:F3やフォーミュラ・ルノー時代にここには来たことがあると思うけど、サーキットの改修についてどう思う?
RK:ここでは何度かレースをしたことがある。前回レースをしたのは2003年F3でだ。僕としては前のバージョンの方が好きだね。旧シケインの方が好きなんだ。でもこれも仕方のないことだし、今でもスパはすごく楽しめる。7月にここでテストがあってF1マシンで走った時はすごく楽しかった。3日間のテストはとてもうまくいったよ。
Q:今年のテストの中でも非常に興味深いテストだったが、テストとレースで大きな違いが出るのはここだけだ。マシンは(テストの時とは)大幅に違うこともありうるが。
RK:みんなと大体同じ意見だ。前回ここで走った時より、マシンを少し進歩させた。もちろんハンガリーやモンツァとは空力セッティングが異なるコースだ。金曜になれば分かるだろう。まだセッティングや調整に取り組む時間はあるし、モンツァと同じくらいのレベルの競争力が発揮できることを願っている。