レッドブル・レーシングのデイビッド・クルサードは、2008年終了後もF1でレースを続けたいと願っていることを明らかにした。
2008年いっぱいで、クルサードの同チームとの契約が切れることになっている。
1994年にウイリアムズでF1にデビューしたクルサードは、今やベテランのひとりとなっている。
彼は10日(月)、最近発売された自伝『It Is What It Is』のプロモーション活動として、ロンドンのリージェント・ストリートにある「ポールポジション・ワールド・オブ・モータースポーツ」の店舗でサイン会を行った。
そこで行われたクラッシュネット・ラジオの独占インタビューで、まだこの先何年かはぜひともF1でドライブを続けたい、と語った。
「まだレースをやめるつもりはないよ」と、再来年以降もF1参戦を続けるかどうかと尋ねられて、クルサードは答えた。
「だからその質問への答えは、単純にイエスだ。そうさ、それほど単純なことだよ」
先日のイタリアGPは、グランプリ優勝経験者である彼にとって完全に悪夢の週末となってしまったが、それについて彼は、自分にはよくなかったが、それでもレッドブルにはポジティブな要素も見出せたと語った。
「言うまでもなく、僕はクラッシュしてリタイアしてしまったけれど、マーク(ウエーバー)のマシンがレースで信頼性を見せて、ポイント獲得寸前まで行った、という事実を見る必要がある。あれは、僕らの今の位置からして、とても価値のあることだ」
「僕らにはあと4回、実戦のチャンスがあるので、できるかぎり頑張るつもりだよ」
「僕らはコンストラクターズ選手権で6位にいる。それは素晴らしいとは言えないかもしれないが、以前(昨年)の7位よりはいい。僕らはトヨタより上にいるし、彼らはもう何年もやっていて大きな予算を持つチームだからね」