BMWザウバーのロバート・クビカは、今週末のトルコGPは昨年よりいいレースになることを願っているという。昨年のトルコGPは、チームにとって思い出したくないようなレースとなった。
昨年はタイヤにトラブルを抱え、セカンドスティントで大幅にタイムをロス、12位に終わったクビカだが、コースには魅力を感じており、これを高く評価している。
「素晴らしいサーキットだよ」とクビカ。
「ターン8は、有名になるだけの価値を持ったコーナーだ。大部分のドライバーがこのセクションはかなりチャレンジングだと認めている。とても長く、実際には4つのコーナーで構成されている。自分のラインが見つけ出せたら、すごく楽しくなるよ」
「でも、このサーキットはすごく危険をはらんでもいる。時々ボトミングをして、トラクションを失い、マシンが不安定になるんだ」
「2006年には僕らはここで特に速くはなかったけれど、2007年にはもっとうまくいけばいいね」
チームメイトのニック・ハイドフェルドにとっても、昨年のレースはあまりいいものではなかった。スタートでジャンカルロ・フィジケラと接触し、最終的には14位でフィニッシュするにとどまっている。
「2006年のレースはがっかりするようなものだった」とハイドフェルドは語る。
「6番グリッドにつけたのはよかったけれど、1コーナーでジャンカルロ・フィジケラにヒットされて、ダメージを負ったマシンをだましだましフィニッシュラインまで持っていくのが精いっぱいだった」
しかしコース自体については、ハイドフェルドも素晴らしいと認めている。
「このコースにはオーバーテイクのチャンスがある。それはすごくいいことだよ。ものすごく長いストレートがあり、低速コーナーも超高速コーナーもある。ターン8はお気に入りのコーナーだ。すごく速くて難しいね」