BMWザウバーのテクニカル・ディレクター、ウィリー・ランプは、ハンガロリンクで9ポイントを獲得し、ルノーとの差を広げたばかりにもかかわらず、コンストラクターズランキング3位の位置を確固たるものにするためには油断してはならないと警告している。

　ハンガリーGPでニック・ハイドフェルドは3位、ロバート・クビカは5位入賞を果たし、チームとしては1レースで過去最高の10ポイントを獲得した。一方ルノーは、ヘイキ・コバライネンが8位フィニッシュでわずかに1ポイントを獲得しただけであった。
　それによりBMWは、ランキング上では、ディフェンディングチャンピオンのルノーに対し、38ポイントの差をつけている。現時点までにすでに71ポイントを獲得しており、これは昨シーズンのトータルスコアのほぼ倍近い数字となっている。チームが100パーセントBMW所有になって2年目の今シーズン、確実に前進していることを意味している。

「ルノーは1ポイントを獲得、そして我々が獲得したのは10ポイントだった」ランプはそう語る。
「今の差はかなり大きいといっていいだろう。我々の位置は、かなり満足できるものだ。だが、だからといって、我々がこれで手を緩めることは無い。今年、我々が学ぶことすべては、来季につながっていくのだ」

「今年、我々は休むことなく開発作業を継続している、少しずつではあるがね。なぜなら我々は決して安泰はできないからだ。チームには少しばかりプレッシャーがかかっている。というのも、我々は良い結果を求めて戦っていく上で、まだレースは残っているからだ。さらに世界選手権での今の我々のポジションを確実なものとすることだけに注意を普Eっているわけではないのだ」

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