FIAはワールド・モーター・カウンシルで2008年のF1世界選手権に関する決議を行い、全18戦のカレンダーを発表した。
今回発表された中で注目は、これまで噂に上がっていたバレンシアでのレースと、シンガポールだろう。バレンシアは今年ニュルブルクリンクでのレースに冠されていたヨーロッパGPの名が与えられている。
また、今季限りでの消滅が噂されていたフランスGPはカレンダーに残っているほか、ホッケンハイムでのドイツGPが復活しているなども注目点だろう。先日契約が解除されたインディアナポリスでのアメリカGPもカレンダーから消えている。
シーズンはオーストラリアGPから始まり、マレーシア、バーレーンと「フライアウェイ」の3連戦が展開されるのは例年通り。スペインからヨーロッパに戻るが、その後のモナコとの間にトルコGPが入っている。モナコの後に唯一の北米ラウンドカナダが入り、フランス、イギリス、ドイツ、ハンガリーとヨーロッパ戦が続く。ハンガリーの後がバレンシアでのヨーロッパGP、イタリア、ベルギーと続く。
終盤4戦は再びフライアウェイだ。アジアでのレースが3戦続く。シンガポールでの初開催に続き、上海での中国GP、富士スピードウェイでの日本グランプリは10月19日が予定されている。最終戦は例年同様、インテルラゴスでのブラジルGPだ。
2008 Formula One
World Championship Calendar
3/16
Australia
Albert Park
3/23
Malaysia
Sepang
4/6
Bahrain
Bahrain
4/27
Spain
Catalunya
5/11
Turkey
Istanbul
5/25
Monaco
Monte Carlo
6/8
Canada
Circuit Gilles Villeneuve*
6/22
France
Magny Cours
7/6
Britain
Silverstone
7/20
Germany
Hockenheim
8/3
Hungary
Hungaroring
8/24
Europe**
Valencia***
9/7
Italy
Monza
9/14
Belgium
Spa
9/28
Singapore
Singapore
10/12
China
Shanghai
10/19
Japan
Fuji
11/2
Brazil
Interlagos
* Provisional.
** Subject to circuit approval.
*** The 2008 European Grand Prix will take place in Valencia.