◆クリスチャン・クリエン(ホンダ)
Q:スパのテストでは、ホンダとスパイカーの両マシンをドライブしていたが?
CK:ひとつのテストで2種類のマシンを運転できるなんて、素晴らしい経験になったよ。スパイカーは、僕がチームに慣れるようテストに招いてくれたんだ。今年はテストが非常に制限されているため、テストドライバーがマシンに乗る時間をできる限り多く取るというのは重要なことだ。そのため、スパイカーのテストに参加することができるかどうかをホンダと話し合い、許可をもらったんだ。彼らはとても協力的で、今回のテストで僕をスパイカーに貸し出してくれた。興味深いテストになったし、彼らとともに今年レースを走るチャンスがあるかもしれない。
Q:来年についてはどうだろう?
CK:何も決まっていないよ。スパイカーとはテストを行ったので、今年僕にチャンスを与えるか否かは彼らにかかっている。ホンダに関しては、成り行きを見守るしかない。すぐに分かると思うよ。
◆ラルフ・シューマッハー(トヨタ)
Q:スパでのテストでは、初日と2日目に4番手のタイムをマークしている。かなり好調のようだったが?
RS:ペースは良かったようだね。こういうタイプのサーキットは特にいいんだ。スパは高速サーキットなので、僕らのマシンに合っているようだ。もちろん、ここでのポジションについてはまだ分からないが、そんなに酷いものにはならないだろう。
Q:ここでは過去に予選2番手を2回獲得し、優勝経験もある。また、4位フィニッシュも3回あるね。
RS:それを再現できれば最高だろうけど、今年はちょっと難しいと思うよ。でも、僕らは懸命に頑張っている。僕らにとっての優先事項は、2台のマシンが予選でトップ10入りすることだ。そのあとのことは、予選後に考えることになる。
Q:長い高速コーナーが存在するこの手のサーキットには、トヨタのマシンはあまり合わないと感じているのでは?
RS:分からないよ。ここで実際に走ったわけじゃないからね。週末を通して答えが見つかるだろう。それにしても、どうして悪い状況になると思うの?僕らは結果を出すにはどうすればいいのか理解している。ここでもうまくやれることを願っているよ。