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[TOYOTA]ラルフ、トゥルーリ共にトラブルフリーで多くの周回をこなす

2007年6月30日

 F1第8戦フランスGPの公式練習第1回目と第2回目がフランス中部に位置するマニクール・サーキットで行われた。雲に覆われ、肌寒い天候の下、公式練習第1回目は、気温17度、路面温度27度、湿度73%のコンディションで午前10時に開始された。パナソニック・トヨタ・レーシングのラルフ・シューマッハーとヤルノ・トゥルーリはそれぞれ初期チェック走行を終えた後、30分ほど待機し、コースの状況を見極め、走行を開始し、順調に周回を重ねた。ヤルノ・トゥルーリはセッション終盤に油圧制御系の不調に見舞われたが、チームは迅速に修復し、セットアップ作業を
再開した。先週イギリス・シルバーストーンの合同テストで試したブリヂストンタイヤのミディアム及びソフトタイヤで、マニクール・サーキットを実際に走行し、データを収集した。
 午後2時からの公式練習第2回目も、気温20度、路面温度32度とやや涼しいコンディション。このセッションでは、90分をフルに利用して、エンジニアが分析するための重要なデータを収集しながら、両ドライバー共に午前中のタイムを更新し、ラルフ・シューマッハーが10番手、ヤルノ・トゥルーリが14番手タイムを刻んだ。チームはこの後、明日の予選、日曜日の決勝で最大の能力を発揮すべく努力を続ける。

ラルフ・シューマッハー
「今日の作業は満足行くものだった。“TF107”は両セッションで信頼性が高く、異なるセットアップや異なるタイヤコンパウンドでの情報を得ると共に、多くの作業をこなすことが出来た。今回使用するミディアムタイヤとソフトタイヤには、かなりの違いがあるように見受けられる。そのため、我々はデータを解析して、戦略を考慮する必要がある。例年よりも涼しい気候のために路面温度も低かったが、それは全チームに共通であり、大きな問題にはならなかった。2回のセッションの間に“TF107”は明らかに改善されており、週末へ向けて期待が持てる。しかし、中盤グループでの戦いは非常に接近しており、我々がどの位置にあるか正確に言うのは難しい。我々の明日へ向けての目標はまず予選で最終第3セッションに進出することだ。私は前戦アメリカGPにおいて、僅差で第3セッション進出を逃してしまったが、今回こそ達成出来ることを望んでいる」


ヤルノ・トゥルーリ
「セットアップ作業とタイヤパフォーマンスを確認し、充実した一日であった。そして、“TF107”の方向性について更なる理解を深めることが出来た。何カ所かで若干アンダーステア症状に見舞われたが、全体的には、“TF107”は好感触であった。我々は現在得ている情報を利用して、予選までに更なる改良を進めるために努力する必要がある。金曜日はパフォーマンス面での判断を行うのは難しく、我々がどのレベルにいるかを知るにはまだ待つ必要がある。前戦アメリカGPでは、6位入賞を果たすという素晴らしいレースを戦うことが出来たが、レースは、天候や、車両がそのコースに適しているかどうかなど、多くの要素に影響されるものである。明日の予選では、再びトップ10入りし、決勝レースでは更なるポイント獲得のために戦いたい」

ディーター・ガス
レース&テスト チーフエンジニア
「全体的に今日はトラブルフリーの一日であった。少なくとも公式練習セッションの間は問題なかった。しかし、午前中のセッション終了直前に、ヤルノ・トゥルーリの“TF107”に些細な油圧制御系の問題が生じ、ピットへ戻る場面があったが、大きく時間を取られることなく、2台共に全てのプログラムを完了することが出来た。望んでいた全ての項目についてテストを行うことが出来、セットアップとタイヤに関して、多くの情報が得られた。通常通り、我々は今日得られた全てのデータを分析し、どこまで行けるか、明日の予選へ向けて準備する必要がある。一般的に、ここマニクールはラップタイムが非常に接近する傾向にあり、今日も上位15台が1秒以内に入っている。このため、今週末は我々の競争力に期待が持てると思っている。また、降雨に見舞われるかも知れないという想定をし、日曜日の天候にも気を配る必要がある」




レース

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