フェリペ・マッサが、 ピットレーンからトラックに出る際、赤信号を見落とし、カナダGPを失格となった件について、ルールがあまりにも不明確だと非難した。

　マッサは、ジャンカルロ・フィジケラとともに、セーフティカー導入時に赤信号を無視してピットレーンから出たため、オフィシャルから黒旗が振られ、失格となった。

　しかし、マッサは、今回の件は自分に過失があると認めながらも、信号を操作している者は最後のマシンがピットレーンを通過したのに気づいていたかどうか、疑問を呈している。

　ファン-パブロ・モントーヤも2005年、同様の理由で失格となっており、マッサはルールを明確化すれば、同じようなことは二度と起こらないはずだと考えている。

「ルールはルール。したがって、ドライバーとして、今回のことは僕に過失がある。僕が信号を見落としたのだからね。同時に、チームのミスでもある。彼らが僕に信号を見ろと言わなかったのだから。今回のことをチェックリストに加えたので、同じことは二度と起こらないだろう」

「でも、僕にはルールが明確でないように思える。彼らは最後のマシンがラインを通過するまで待たなければならないなんて言っているけれどね。僕がピットから出たとき、僕が最後だったんだ。信号は赤だった。赤信号を点けるオフィシャルが、赤信号を灯すのが遅すぎたとも考えられる。もしそうだったら、僕にとってはアンフェアだ。好位置で戦っていた2台が失格になったんだよ」

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