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「これで疑惑が晴れた」とマクラーレン

2007年5月31日

 マクラーレン・メルセデス・チームは、FIAがモナコGPにおいて同チームに規則違反はなかった旨の裁定を下したことを受け、この結果に満足しているとの声明を発表した。

 モナコGPでマクラーレンのフェルナンド・アロンソとルイス・ハミルトンが1-2フィニッシュを飾ったが、これに関しチームオーダーが発令されたのではないかという疑惑が浮上、FIAが調査に乗り出していた。これに関し、30日、FIAは同チームに規則違反はなかったとの発表を行った。

 マクラーレンが発表した声明は以下のとおり。
「ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス・チームは、2007年モナコグランプリにおいて国際スポーツ法典に違反する行為をしていないと一貫して述べてきた。その結果、FIAは極めて効率的、プロフェッショナル、徹底的な調査を行った上で、チームの行動は完全に合法的なものであったことを確認した」
「グランプリ後の報道は、以下の2点に集中した。燃料上の戦略について、そしてドライバーたちは互いに戦うことを許されていなかったのではないかという疑惑だ。FIAの調査により、こういった批判は不当なものであることが明らかになった」

 この声明の中で、チーム代表のロン・デニスは次のようにコメントしている。
「フェルナンドとルイスが素晴らしい走りを披露した結果、1-2フィニッシュを決め、マクラーレン150勝目を飾ってくれたが、この偉業が一時的にせよ傷つけられたことに、当然のことながらチーム全員が失望していた。過去3日間における疑惑についてFIAが効率的な介入および調査を行った結果、2007年モナコグランプリでチームがマシンを走らせた際の姿勢に関する疑問は取り除かれた。チーム、フェルナンド、ルイスは現在両選手権をリードしており、今後はカナダグランプリに集中していく」




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