◆フェリペ・マッサ(フェラーリ)
Q:先週、君はバンディーニ賞を受賞した。君にとってどんな意味があった?
FM:素晴らしかったよ。どれほど多くのドライバーがこの賞を受賞しているかを考えれば、これは素晴らしいことだし、その一員に加わり、この素晴らしい、名誉ある賞を受賞できてとても嬉しい。本当に幸せだったよ。これから、また素晴らしい賞を受賞したいというモチベーションがさらに高まった。懸命に作業をこなし、進化し続けることができるように努め、より一層ハードに働くことは本当にいいことだよ。
Q:ここでテストを行ったが、これからも選手権を引っ張っていけそうか?
FM:僕らは本当にハードに取り組んでいるし、それは確かだが、他チームのみんながやっていることを考えれば、100%のいい考えだけを持つのはちょっと難しい。速さを示すこと、進化を見せることはとても大事なことだし、僕らは一歩踏み出すことができたと思うから、それについてはかなり満足しているよ。マシンを進化させるため、これからもハードワークに徹するつもりだ。これまでのレースを見ると、マクラーレンは明らかにとてもコンペティティブだ。彼らは今後も競争力を持ち続けるだろうから、僕らは懸命に作業に取り組んでいるんだ。
◆フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
Q:フェラーリと戦うため、大きく前進できたと思う?
FA:分からないよ。今の段階では、誰にも分からない。明日もパーフェクトな1日とはいかないだろうね。金曜日はいつでもちょっとした混乱があるし、結果にも困惑させられるものだ。予選が終った土曜の午後までは様子を見る必要があると思う。軽い燃料でQ1とQ2を走るまでは特にね。僕からすれば、フェラーリと比べて僕らのマシンがどれほどの速さを持つのか、その時になるまでは分からないと思う。ペドロが言ったとおり、僕らは懸命に働いており、マシンを進化させた。でもみんな同じことをやっているんだ。ようやく、どこのチームがより良い進化を遂げることができたかが明らかになる。
Q:バーレーンGPを振り返って、あまりいい週末とならなかった事実を忘れて前に進むのか? それとも、なにか解決しなければならない問題があるのか?
FA:忘れたいよ。あれはいい週末でも、いいレースでもなかった。残念なことに、ああいうことは起こり得るものなんだ。普通は1年に1度か2度は起こる。完璧と言えるマシンバランスを得ることができないと、自信を持って運転することができない。何ポイントか失うことになるけど、これは誰にでも起こり得ることさ。シーズン17戦のうち、いつかはね。誰もが経験することだ。できるだけ多くのポイントを獲得しようと努めたから、僕は今でも選手権をリードできている。