マレーシアで10位に入ったマーク・ウエーバーは、現在のレッドブル・ルノーRB3のパフォーマンスを考えると、これ以上の結果は望めなかった、と語った。

　8位で入賞したヘイキ・コバライネンに20秒ほども差を付けられたものの、ウエーバーは、マシンを完走させられてよかった、とフィニッシュ後に語った

「10位というのは、今日僕らが望むことのできた精いっぱいの成績といっていいだろう」と元ウイリアムズのドライバーであるウエーバーは語った。
「マシンは信頼性を発揮してくれて、ピットストップもうまくいった。しかし、もちろん僕らは常に向上を目指しているし、今はまだ始まったばかりだよ」

「ここマレーシアは、厳しいグランプリだ。今日はチームにとって重要なテストとなり、僕らはマシンを完走させられたので、ポジティブな要素がたくさんあるよ」

　デイビッド・クルサードのドライブしたもう1台のマシンは、メカニカルトラブルによって36周でリタイアしたものの、レッドブル・レーシングのプリンシパル・エンジニア、ファブリス・ロムも、それなりに満足している。

「第2戦の結果は、私たちにとってかなり励みになる」と彼は付け加えた。
「チームの作戦はよかったし、エンジンはまったく問題なく働いてくれた。私たちが今日直面せざるを得なかった大変なコンディションを考えると、非常に満足できる」
「もちろん、デイビッドのことで少しがっかりもしているが、マークはいいレースをしたし、マシンは現在の戦闘力から見て、しかるべきポジションにいる。今回のレースに向けて有望な前進ができたので、バーレーンでの次のGPが楽しみだよ」

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