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[TOYOTA]猛暑のレースウィーク開始 両ドライバーが計100周以上を走破

2007年4月6日

 2007年F1世界選手権第2戦となるマレーシアGPが開幕。マレーシアのセパン・サーキットで公式練習第1回目と第2回目が行われた。
 午前10時、既に気温は31度、路面温度44度、湿度60%という暑さの中で公式練習第1回目を開始。パナソニック・トヨタ・レーシングの2台は、ラルフ・シューマッハーとヤルノ・トゥルーリのレースドライバー2名がコースイン。初期チェック走行を終えると、その後も精力的に走行。先週、同サーキットで行ったテストに続き、データの収集とセットアップを行い、ヤルノ・トゥルーリが7番手、ラルフ・シューマッハーが9番手タイムを刻んだ。
 午後2時からの公式練習第2回目では、気温34度、路面温度も53度まで上昇。うだるような暑さの中で、周回を重ね、ラルフ・シューマッハーが50周をこなし、8番手タイム。一方、ヤルノ・トゥルーリはタイムこそ16番手となったが、レース距離を超える計59周を走破した。チームは、3時間に渡る公式練習初日で得られた有意義な情報を分析し、明日の予選、日曜日の決勝へと臨む。
ラルフ・シューマッハー
「今日はまずまずの一日で、残りの週末へ向け、良い準備が出来た。ここは確かに暑く、この暑さはドライバーに限界を要求する。しかし、私はこの暑さが好きだし、先週のテストで、週末へ向けた準備は出来ている。今日は多くのF1カーが走行したにもかかわらず、路面グリップは非常に低いままだったが、我々はトラブルフリーでプログラムをこなすことが出来た。コースのコンディションには満足しており、タイヤも順調に機能している。開幕戦を終えただけでは本来のパフォーマンスを判断するのは困難だが、我々の目標は2台揃って再びトップ10入りし、望みは、更なるポイントを獲得することだ」


ヤルノ・トゥルーリ
「今日は始めから苦戦を強いられており、今晩調査する必要があるだろう。サーキットは序盤に路面グリップが低く、私は4輪共にタイヤが滑った状態であると分かった。私の“TF107”は挙動が安定せず、セットアップを変更してもそれが反映されず、路面が良くなっても同じセットアップなのに、さらに悪くなり、何かがおかしい。原因を調査しなくてはならない。しかし、私はこのコースが好きで、いつもかなり良いパフォーマンスを見せている。ここの天候は変わりやすく、我々の予報では、この週末の間に何度かの雷雨の可能性があるようだ」

ディーター・ガス
レース&テスト チーフエンジニア
「今日は2回のセッションの間に多くの作業をこなし、有意義な一日であった。特にこの暑さを考えれば、2台共にトラブルフリーだったのは良いことだ。我々は先週ここでテストを行ったが、やるべきことは多く残っていた。そして、今日のプログラムは極めて順調に進んだ。しかし、先週のテストでは、いつもの金曜日同様に、路面グリップが不足しているということは分からなかった。2台共にとても滑りやすく、このコンディションでバランスを見出すのは容易ではなかった。しかし、我々は多くの周回をこなすことが出来、明日へ向けて“TF107”を更に改善するために、今晩、何を行うべきかを判断するために必要な多くのデータを得られた。開幕戦オーストラリアGPでは、2種類のタイヤは非常に大きな違いがあったが、ここマレーシアではその差ははるかに小さく、このサーキットには適している。そしてこのことは、我々が週末へ向け、これらのタイヤの性能をいかにして全て引き出すか見極めなくてはならないことを意味する」

新居章年
技術コーディネーション担当ディレクター
「今日は一日を通してグリップの低さに悩まされ、ラルフ・シューマッハー、ヤルノ・トゥルーリ共に満足のいくセッティングを見出せなかった。しかし、午前、午後のセッション共、2台揃って十分に走り込む事が出来、データも十分に取れたので、これらをしっかりと解析したい。明日も今日同様に気温は34度程度、路面温度は50度以上と暑く厳しいコンディションが予想されるが、温度対策も十分行って来たので、明日は是非2台揃って最終予選に進み、良いグリッドを確保したい」




レース

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フリー走行2回目 結果 / レポート
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予選 結果 / レポート
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