F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

ブリヂストン「スピードのリタイアはタイヤが原因ではない」

2007年3月19日

 ブリヂストンは、スクーデリア・トロロッソのスコット・スピードがオーストラリアGPのレース中に離脱したのは、初めに疑われたタイヤ自体の不具合によるものではなく、空気圧の低下によってリタイアを余儀なくされたと明かした。

 同チームのエンジニアとともに合同捜査を行った結果、F1の単独タイヤサプライヤーであるブリヂストンは、その過失はタイヤ自体にはなく、原因は別にあると結論付けた。スピードは芝生を横切った際に激しい振動を受けており、そのことについてスピード自身は、タイヤが“破裂した”結果であるとTVクルーに語っていた。

「今週末は大量のタイヤが使用されたにもかかわらず、タイヤの問題は何も起きなかった」と、ブリヂストンのキース・ファン・デ・グリントは説明する。
「スコット・スピードは、たしかにフロントタイヤの空気圧低下に苦しめられた。(しかし)チームとの合同捜査を行った結果、タイヤそのものとは無関係な空気漏れが原因だったことを突き止めた」

 スピードは29周目のアクシデントに遭遇するまで、フェラーリエンジンを搭載したSTR2で力強いパフォーマンスを見せていたものの、第2スティントではマシンがドライブ不能に陥ったと述べた。
「第1スティントが終わるまでは、自分の前にいるマシンと同じようなペースで走れていた。でも、タイヤを路面に押さえつけるのに苦労した」とスピード。
「ピットストップの1回目が終わった後は状況が悪化し、ちょっとアンダーステアになった。明らかに、フロントの両タイヤからゆっくりと空気が漏れていたのが原因だ」


 単独でタイヤを供給するということは、争わずして優勝が手に入るということだ。そのためブリヂストンは、レースでの目標を別のところに定めた。それは58周を走りきる間に、どのマシンもブリヂストンが用意した2種類のコンパウンドを必ず使用するということだ。ファン・デ・グリントは、その成果に満足しているという。
「全車にタイヤを供給するという新たな局面を迎えたが、両スペックとも我々のシミュレーションで予測されたとおりのパフォーマンスを見せた」
「ミディアムコンパウンドは非常に安定性があり、ソフトコンパウンドの方は、どのチームにとってもチャレンジングなものとなった」
「今週末は1800本以上のタイヤを扱い、全員が一生懸命に作業を行った。しかし、日本の良い伝統に言わせれば、そこには常に改良の余地がある。今後についてもより良いアイデアを温めているし、セパンでの次なる厳しいチャレンジに立ち向かうのを楽しみにしている」




レース

9/20(金) フリー走行1回目 18:30〜19:30
フリー走行2回目 22:00〜23:00
9/21(土) フリー走行3回目 18:30〜19:30
予選 22:00〜
9/22(日) 決勝 21:00〜


ドライバーズランキング

※アゼルバイジャンGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン313
2位ランド・ノリス254
3位シャルル・ルクレール235
4位オスカー・ピアストリ222
5位カルロス・サインツ184
6位ルイス・ハミルトン166
7位ジョージ・ラッセル143
8位セルジオ・ペレス143
9位フェルナンド・アロンソ58
10位ランス・ストロール24

チームランキング

※アゼルバイジャンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム476
2位オラクル・レッドブル・レーシング456
3位スクーデリア・フェラーリ425
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム309
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム82
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位ウイリアムズ・レーシング16
9位BWTアルピーヌF1チーム13
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第18戦シンガポールGP 9/22
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd15 オランダ&Rd16 イタリアGP号