今年もF1では、テストでも、サーキット外の作業においても、熾烈な戦いが繰り広げられ、今週末からはレースでも激しいバトルが見られるだろう。そんな中、シーズンの開幕を前に、ヘルメットメーカーのアライ社がひとつの成功を手に入れているようだ。

　開幕戦メルボルンとそれに続く16戦で、どのようなバトルが見られるのかは、まだ予想がつかないが、レースドライバーの半数以上の12人が、アライのヘルメットを使用し、アライの技術に守られることが決定している。そのドライバーの中には、フェルナンド・アロンソ、ルイス・ハミルトン、ジャンカルロ・フィジケラ、ヘイキ・コバライネンといった優勝候補のドライバーたちが含まれ、その他にもルーベンス・バリチェロやロバート・クビカも2007年の契約を結んでいる。また、デイビッド・クルサード、マーク・ウエーバー、スコット・スピード、エイドリアン・スーティル、クリスチャン・アルバース、佐藤琢磨がアライのヘルメットを使用する。

　アライユーザーのリストはレースドライバーのみにとどまらず、何名かのテストドライバー、リザーブドライバーたちが、アライの最新モデルGP-5 CR カーボン・レーシング・スーパー・ヘルメットを使用する予定だ。

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