SUPER AGURI F1 TEAMはスピーカバスとの2007年のF1シーズンを通してのレース用インターコム提供に関する契約に合意した。スピーカバスは新たにSAF1チームの公式サプライヤーとなり、同社のシステムが世界中のすべてのグランプリ・サーキットで使われることになる。
イギリス・ハートフォードシャー州に拠点を置くスピーカバスは、最も難しい産業分野におけるグローバル・コミュニケーション・システムを世界中で20年以上にわたって提供してきた会社だ。
インベストメント・バンキング、証券、防衛などの市場におけるグループ通信の重要性を理解しているスピーカバスは、すでに高い評価を受けている同社のIPボイステクノロジーを活かしたレース用インターコムをSUPER AGURI F1 TEAMに提供する。これによって、グランプリの週末やテストの際にチームのガレージで働くチームのキーパーソンの間での即時のクリアなコミュニケーションが可能となる。
スティーブ・ミルズ
スピーカバスLtd 統合ソリューション部代表
「スピーカバスがSUPER AGURI F1 TEAMの公式サプライヤーとなることを発表でき、とてもうれしく思う。このように意欲的で有望なF1チームと共に仕事をすることで、モータースポーツに正式に参入できることに誇りを感じている。我々はお互いに技術開発には真の情熱を持っており、パーフェクトなパートナーになるだろう」
ダニエル・オーデット
SAF1マネージングディレクター
「スピーカバスが公式チームサプライヤーに加わってくれたことをうれしく思っている。F1ではコースでのパフォーマンスに加えて、コミュニケーションは大きなカギとなる。チームワークが完璧で勝つ意欲もあってF1カーの性能が良くても、チームの通信チャンネルが不明瞭ではっきりしていなければレースに勝つことはできない。SUPER AGURI F1 TEAMに搭載されるスピーカバスの製品がチームのコミュニケーションをさらに進化させてくれることを期待している」