ホンダレーシングF1チームは8日、2006年のイギリスF3チャンピオンであるマイク・コンウェイとテストドライブに関する契約を結んだとするリリースを発表した。

　2006年のイギリスF3で10勝を挙げイギリスF3タイトルを獲得、また、マカオGPを制したほか、オートスポーツ・アウォードを受賞するなど、昨年は輝かしい成績を残したコンウェイ。今季はすでにスーパーノバからGP2シリーズに参加することが決定しているが、今季はレギュラードライバーと同じフィットネスプログラムなどをこなし、GP2シリーズの終了後にRA107のドライブの機会が与えられるという。

「マイクをホンダレーシングF1チームの一員として迎えることができてとても嬉しい」とスポーティングディレクターのジル・ド・フェラン。「マイクはジュニアフォーミュラにおいて、彼の実力と才能をいかんなく発揮してきた。彼の昨年の成績は実に印象的だった。ホンダはモータースポーツにおける才能の発掘が非常に大切であると考えている。マイクが将来、我々の発展に貢献してくれることを楽しみにしている」

　一方、ついにF1シートが現実的に見え始めたコンウェイは「自分にとって素晴らしい機会であり、自分を信頼してくれたホンダレーシングF1チームに感謝したい。チームの一員になることがすごく楽しみだし、ホンダの支援を得ることで自分のキャリアは素晴らしいものになる。2006年は自分にとって素晴らしい年だったが、今年のGP2シリーズではもっとたくさんの仕事をこなさないといけないね」と喜びを述べている。

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