英F3選手権で活躍中のブルーノ・セナが、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで叔父にあたるアイルトン・セナが乗った1985年型のロータス・ルノー97Tをドライブし、「特別な気分だ」と語った。
ブルーノ・セナは現在、ポイントスタンディングで僚友のマイク・コンウェイに続く2番手につけている。グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは3日間に渡り、ワールドチャンピオン3回、通算41勝をあげたアイルトン・セナが初優勝を果たしたマシンでデモンストレーションランをした。ブルーノは、だれもが知るロータス・ルノー97Tのドライブができ、とても興奮したと述べた。
「1985年型ロータスをドライブした。アイルトンがF1で初優勝を飾ったマシンだ。この大イベントで、多くの観衆の前でドライブでき、とても楽しかった。マシンに乗ったとき、このマシンの重大さと歴史の大きさがわかった。今回、ルノーからこのようなチャンスを与えてもらい、とても喜んでいる」
「マシン全体は、僕がいまドライブしているF3のマシンとはまったく異なる。たとえば、シートの位置が違うし、ターボがついているので出足がぜんぜん違う。このマシンをもっとドライブして慣れ、いつかサーキットで走らせることができればと思っている。そのときは、いまよりも早く走らせることができると思うよ!」
ブルーノはまた、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードについて、とても素晴らしいイベントだと語った。
「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードはとても素晴らしく、世界でも有数のイベントだよ。このようなイベントは他にない。たくさんのマシンとたくさんの人々に会えるのは素晴らしい。だれにとってもいいイベントだし、僕はレーシングドライバーとしてこのイベントがとても好きだ。本当に楽しいイベントだ。でも、あの急勾配だけは、みんな他のだれよりも速く上りたいっていつも思っているけどね!」