サー・ジャッキー・スチュワートが、ノックヒルで開催されるクラシック・スピードフェアの初イベントで、彼のレースキャリアにとって最も大切なマシンの1台、ティレル001をドライブする。

　スチュワートはイベントのハイライトの1つ、パレードラップでティレル001をドライブする。同イベントは、ノックヒルに長年伝えられてきたモータースポーツ文化ならびにスポーツ文化を1年に1度祝うために始められる。
　ノックヒルのスチュワート・グレイは次のように述べた。「サー・ジャッキー・スチュワートがあの有名なマシンをノックヒルでドライブするというのは本当に興奮する」

　ティレル001は、ケン・ティレルのチームがデザインと組み立てを行なったマシンで、オーナーのジョン・ディレーンの計らいで、今回ノックヒルでその姿を披露することになった。ティレル001は1970年、オールトンパークで初披露され、今回のイベントに向けて、レースが可能なコンディションまで完全修復された。

　スチュワートは日曜日、パレードで同マシンをドライブするほか、各レースウイナーにトロフィー等を授与する予定だ。
　また、ジャッキー・スチュワート杯なるレースも行なわれ、フォーミュラ・フォード1600のマシンによって優勝が争われる。このレースはシーズン最後にシルバーストンで行なわれるウォルター・ヘイズ杯の予選としても開催される。
　イベントの目玉としては、「祖父の代から孫の代へ」をコンセプトとした、マーククラブの各車、軍用車、商用車、空挺部隊車両等の展示もある。

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