ホンダのスポーティングディレクター、ジル・ド・フェランは、先週のヘレスでの開発テストがF1第11戦フランスGPで役に立つだろうと語った。

　ホンダは今季これまであまりいいシーズンを送っていない。しかしそれでも、32ポイントを獲得して、コンストラクターズ4位に位置しており、19ポイントのBMWザウバーを余裕でリードしている。ただ、3位との差も大きく、マクラーレンはホンダの倍以上のポイントを獲得して、その点差は33ポイントとなっている。ド・フェランは、マニ−クールではぜひ、マシンを2台ともトップ8に入れたいと願っている。

「私たちは、アメリカGPでのパフォーマンスに勇気づけられて、ヨーロッパに戻る。そして、その調子を次のフランスGPでも持続できると楽観しているんだ」とド・フェランは語った。

「マニ−クールは、過去2戦のコースとはまったく違ったチャレンジとなる。路面がとてもスムーズで、高速と低速のコーナーが混じり合っているんだ。ただし、リヤタイヤには同じように厳しいけれどね。天候の点では、過去にはとても暑くなったし、今回もだいたい似たようなものになると考えている。ウチのマシンとセットアップは、それに十分対処できると思う」
「私たちはヘレスでテストした開発によって、いくらか進歩できると期待しているし、今回は2人揃って、またしっかりとポイントを獲得できるポジションに行ければと思う」

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