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[TOYOTA]第10戦アメリカGP 聖地で連続ポイント獲得へ

2006年6月28日

 第9戦カナダGPを終えたF1チームは、北米2連戦の2戦目となるアメリカGPへ向けて移動する。アメリカン・レーシングの聖地であるインディアナポリスは、2000年よりF1アメリカGPの開催地となっている。
 現在F1で使用されるコースは、有名なオーバルコースの一部を使用し、その後、ツイスティなインフィールドセクションへと続く構成となっている。昨年のアメリカGPは、タイヤの安全性を考慮し、多くのチームがフォーメーションラップのみの走行でレースを終えるという、レースファンを落胆させる結果となった。そのため、各チームは、今年のアメリカGPで、アメリカのレースファンに本当のF1グランプリを見せることを待ち望んでいる。
 カナダGPでヤルノ・トゥルーリがポイント獲得を果たしたパナソニック・トヨタ・レーシングは、チームメイトのラルフ・シューマッハーと共に、今週末に控えたアメリカGPでも、さらに強力な結果を獲得すべく、全力で努力を続ける。

ラルフ・シューマッハー
「インディアナポリスには様々な記憶を持っている。昨年については、レースを戦わないというチームの決断は、各地から観戦に訪れていたファンには、非常に厳しいものであった。しかし、明らかにレースを行うには危険があり、ドライバーの安全は最優先されるべきで、正しい決断であった。レースを戦いたいというのはレースドライバーの本能だが、昨年の状況ではそれは不可能だったということを、ファンには理解していただきたいと思う。我々は今年こそトラブルのないレースを行い、アメリカのファンに本当のF1を楽しんでもらわねばならない。インディアナポリス・モーター・スピードウェイのオーガナイザーは良い仕事をしてくれた。このコースでは、ツィスティなインフィールドセクションでの安定性を維持しながら、オーバルセクションでの最高速を確保するというセッティングに挑戦することになる。常にインディアナポリスでの雰囲気は素晴らしく、今年も同様になることを期待している」


ヤルノ・トゥルーリ
「昨年のアメリカGPは残念な週末となってしまった。観戦に訪れてくれた観客には本当に申し訳なく思っている。しかし、ドライバーの危険があまりにも大きく、決勝レース当日、他に選択肢はなかった。もちろん、レースを取りやめるという決断は辛いものだった。しかし、私はポールポジションを獲得していたけれども、あの条件下でレースを戦うことを望まなかった。今年こそは、心配してくれた全ての人々のためにも、より良いレースウィークとなることを期待している。インディアナポリスは特別な場所であり、人々は友好的で、サーキットと街の両方の雰囲気を楽しみにしている。これまで、私にとってはあまり幸運なシーズンとは言えなかったが、シーズンが進むにつれ、明らかに我々のパフォーマンスは改善されてきており、カナダGPでは待ちわびたポイント獲得を果たすことが出来た。良い結果でシーズンを終えるために、私にもやっと運が回ってきたと思う。しかし、まずはインディアナポリスで、昨年の記憶を消すべく、良いレースを繰り広げることを望んでいる」

パスカル・バセロン
シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
「昨年のアメリカGPでの信じられない展開は、インディアナポリスがいかに独特のコースであるかということを示している。このサーキットは、空力とタイヤの両面で、妥協不可能な、矛盾する要素を併せ持っている。オーバルのバンクは、20秒以上にも及ぶフルスロットルの区間であり、モンツァのような低ダウンフォースセッティングを必要とする。そしてすぐにインフィールドセクションに入ると、モナコのような高ダウンフォース設定が必要となる。タイヤにとっては、低速なインフィールドセクションでのグリップが求められるが、荒れたアスファルトのオーバルのバンクでは、リアタイヤに非常に高い負荷がかかるので、それほど柔らかくすることも出来ない。昨年の状況は、インディアナポリス仕様として用意されたタイヤが、実際のコースコンディションを再現するのが困難な、テスト装置上だけで開発されたために起こった。2つのタイヤメーカーは今年のアメリカGPへ向けて学んでいるはずで、今年はより素晴らしいイベントになることを期待している。インディアナポリス・モーター・スピードウェイは、ヨーロッパには、類を見ない主旨で作られたコースであり、レース観戦においても素晴らしい施設だ」




レース

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