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[BS]波乱のレースを戦い抜き、ミハエルが2位表彰台を獲得

2006年6月26日

 全70周で争われたカナダGP決勝で、ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)は長く過酷な戦いを2位でゴールし表彰台に登った。優勝したのはルノーのフェルナンド・アロンソであった。
 シューマッハはレース序盤に渋滞に巻き込まれて出遅れたが、忍耐強く走り続けたことにより、終盤のセーフティカー導入のタイミングをうまく利用することができた。シューマッハは69周目に前を走るキミ・ライコネン(マクラーレン)を捉えて2位に上がり、8ポイントを獲得した。
 現在シューマッハとドライバーズ・ランキング首位のアロンソのポイント差は25である。フェラーリは、フェリッペ・マッサが5位に入賞して獲得したポイントも合わせて合計ポイントを87に伸ばし、コンストラクターズ・ランキング2位の座を守った。
 その他のブリヂストン勢ではトヨタのヤルノ・トゥルーリが6位でゴールし、今季初ポイントを獲得した。
 一方、ウィリアムズF1のドライバーにとっては不本意な週末となった。マーク・ウェバーは12位でゴールし、グリッド6番手からスタートしたニコ・ロズベルグは1周目に他のドライバーに接触してクラッシュしリタイヤに終わった。
 MF1レーシングのティアゴ・モンテイロとクリスチャン・アルバースにとっては波乱のレースとなり、完走したのはモンテイロだけであった。スーパーアグリ・F1の佐藤琢磨は不運にもウォールに接触し、15位完走扱いとなったものの、チームメイトのフランク・モンタニーとともに最後まで走り切ることができなかった。
 F1パドックはアメリカGPの舞台であるインディアナポリス・モータースピードウェイへと向かう。


●菅沼寿夫
ブリヂストン・モータースポーツ・テクニカル・マネージャー
「今日は路面温度が42℃に達し、時間の経過とともにコンディションが変化していったため、厳しいレースとなった。フェラーリは力強いレース運びを見せ、最後まであきらめなかったミハエル(シューマッハ)が、見事に2位入賞を果たした。個々のブリヂストン装着ドライバーのタイヤ選択が今週末はキーポイントとなった。我々は今日の結果には手ごたえを感じている。レース終盤にはブリヂストンタイヤの力強さを見ることができた。これからも厳しいレースが続くが、我々はブリヂストン装着チームがマシンとタイヤのパッケージから最大限の力を引き出せるよう支援するために、タイヤ開発プログラムを引き続き推し進めていくつもりだ」

●ロス・ブラウン
フェラーリ テクニカル・ディレクター
「今日はダメージを最小限に抑えられたということに尽きる。スタートで失敗し、そこから挽回しなければならなかった。ヤルノ(トゥルーリ)に前を塞がれて、自分たちの本来のペースが発揮できなかったので、本当にレース終盤のセーフティカーに救われた。ブリヂストンタイヤは予想通りよく機能したが、今日はパッケージ全体の速さが足りなかった。チャンピオン争いにとどまるためには、あともう少しパフォーマンスが必要になる。大きな課題だが、我々は決して挑戦を止めるつもりはない」




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