北米2連戦の初戦、カナダGPについて、ティアゴ・モンテイロが、サーキット・ジル・ビルヌーブはMF1レーシングにとって相性のいいサーキットではないと語った。
サーキット・ジル・ビルヌーブは、高速セクションと低速セクションが混在し、ロングストレートを抜けるとトリッキーな最終シケインがあるチャレンジングなサーキットだ。モンテイロは、ここは前戦のシルバーストンほどはチームにとって相性のいいサーキットではないと語っている。シルバーストンでは、モンテイロが予選セカンドセッションまで残り、ミッドランドの2人は15位と16位でフィニッシュした。
カナダはシルバーストンとは全く異なるレイアウトのサーキットであると言うモンテイロだが、マシンにいくつか問題はあるが、チームは再び素晴らしいパフォーマンスを見せられると穏やかな自信を示している。
「モントリオールはシルバーストンとは全く異なるサーキットだ」とモンテイロ。
「モントリオールのトラックはかなりタフだ。低速コーナーがあるのでヘビーブレーキングが必要とされ、さらに縁石が大きいので、マシンもドライバーも疲労困憊する」
「モントリオールではいつもより苦戦を強いられると思う。ストレートがとても長く、トップスピードまで到達するためにかなり効果的な空力効果が必要だからだ。だから、モントリオールも僕たちのマシンに適したコースとはいえないだろうが、いつものようになんとかやっていくだけだ」
「ここ3戦は、思った以上のペースが出せていると思う。カナダでも競争力を発揮するためにできる限りのことをやってみたいと考えている」
チームオーナーのアレックス・シュナイダーはカナダのトロントに居を構えている。彼は、MF1にとって第2の“ホームレース”にも等しいカナダGPで、好結果が出せることを期待している。
「私にとってのホームレースであるカナダGPに参加するのはいつも嬉しいものだ。カナダGPはエキサイティングなイベントであり、雰囲気の素晴らしさは他の追随を許さない。チームが現在前進しつつあることにとても勇気づけられている。ハードワークに徹してきたみんなにとって、大成功の週末になることを期待している」