今週末のカナダGPを前に、ジェンソン・バトンは、ホンダは持てる力のすべてを出し切って戦う必要があると語った。

　ホンダはここまで期待外れのシーズンを送っており、バトンはここ2戦、ノーポイントに終わっている。バトンは現在ランキング7位、ホンダは4位で、3位のマクラーレンに30点もの大差をつけられている。
　バトンは昨年のカナダではポールポジションからスタートしながらも、最終コーナーでクラッシュしてリタイアに終わっているが、今年こそはいい成績を挙げてなんとか巻き返しを図りたいと考えている。

「モントリオールは素晴らしいサーキットだから、ここでレースをするのはすごく楽しいよ」とバトン。
「僕らのマシンはこのコースと相性がいいと思う。ミディアム・ダウンフォースのサーキットで、ここ何戦かのレースと比べるとかなり小さいウイングをつける必要がある。そうすると僕らのマシンはパフォーマンスがいいと思うんだ。テストでは作業がうまくいって、結果には概ね満足している。でも、週末がどういう状況になるのかは実際にやってみないと分からない。重要なのは、力を確実に最大限出し切ることだ」
「ここは大好きなコースのひとつだし、モントリオールの雰囲気はいつも素晴らしい。ホンダ・カナダにとっても重要な週末になることだし、レース自体も、それ以外の面においても、楽しんでいきたい」

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