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[Honda]中本修平レポート「モントリオールで、どこまで食い下がれるか」

2006年6月20日

 第8戦イギリスGPで、ヨーロッパラウンドの第一部は終了。Hondaは今週からの北米2連戦に向け、イタリア・モンツァで3日間のテストを行った。

「モンツァでは、エンジンは次期バージョンをテストしました。かなり距離はこなせたのですが、そのうちの1基は、2レース分で想定した走行距離よりも短い1400kmほど走ったところで壊れてしまいました。ただし、モンツァのようにエンジン全開率が高く、全開時間も長いコースでは、これぐらいが限界という印象です。やはりこういうサーキットでぶっ通し2レース分は、例外的にキツいです。その意味では今の計画のまま開発を進めて行って、問題はないと思っています。一方もう1基、こちらは初日に110kmぐらいで壊れています。これは明らかにおかしいので、研究所で原因を分析中です。
 車体に関しては、カナダ用、そして9月のイタリアGP用の空力パーツを試しました。タイヤもいろいろとテストをして、カナダには他のミシュラン勢とはちょっと違ったものを投入することになるでしょう。以前の構造に改良を加えたものですが、うちのマシンにはこれが合っています。これまでより安定した速さが出せると、期待しています」

−今シーズン、たわむことで空力効率を向上させる疑惑のリアウイングが物議をかもしてきました。そのためFIA(国際自動車連盟)が、新たな対策を打ち出しましたね。

「リアウイングの2枚の羽根の間が広がったり狭まったりしないよう、小さな部品を挟み込むことにしましたね。今回のテストではうちもそれを試しましたが、もともとそういうたわむ構造にはなっていませんから、影響は皆無でした」

−次戦カナダGPは、どんな戦いに?

「モントリオールは、これまでもルノーが速かったコースです。長い直線をシケインやヘアピンでつないだレイアウトですから、フルブレーキングの際の安定性が鍵を握ります。そのあたりを、ルノーは得意としています。われわれもずいぶん努力していますが、まだ追い付けていませんね。とはいえそのための糸口は、つかみつつあります。感触は、決して悪くありません」




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