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フィジケラ、鈴鹿の雪辱を果たせず

2006年6月14日

 ルノーのジャンカルロ・フィジケラは、シルバーストンでも元気な走りを見せたが、3位表彰台を賭けたバトルでは、キミ・ライコネンに追いつきオーバーテイクを決めるには至らなかった。

 モナコGPでの積極的な走りを追い風にしたフィジケラは、イギリスGPの終盤、マクラーレンのライコネンを必死に追いかけていた。その際、レースエンジニアのアラン・パーマネは、昨年の日本GPでの失態を挽回するチャンスだと、フィジケラに指摘した。鈴鹿でフィジケラは、ファイナルラップでライコネンにオーバーテイクされ、勝利を失っている。
「行け、頑張れ、追いつけるぞ」と、ピットウォールからフィジケラにげきが飛んだ。「去年の鈴鹿の仕返しだ!」

 しかし、シルバーストンが高速コーナーのために追い抜きづらいのは有名であり、フィジケラはオーバーテイクできるまで十分に近づくことはできなかった。チームは、誤ったセットアップ変更が妨げとなって5番手スタートとなったフィジケラを、ピットストップの間にフェラーリのフェリペ・マッサの前に出すことに成功し、終盤にはライコネンに挑むチャンスをフィジケラに与えたのだが、結局は成功しなかった。

 レース後、マネージングディレクターのフラビオ・ブリアトーレは次のように述べた。
「今週末はフィジケラにとって不運だった」
「彼の予選がうまくいかなかったのは、チーム側のミスだった。とは言っても、両ドライバーが今日のようなパフォーマンスを見せてくれると、チーム全員が最高の気分になれる」


 フィジケラは今回、表彰台を逃すという残念な結果に終わったものの、ポイントでは昨年の今頃の2倍近くを獲得し、ドライバー選手権でライコネンと3位を争っている。また次戦は、フィジケラがシーズン中で最も期待しているイベントのひとつ、カナダGPである。
「モントリオールは大好きなサーキットのひとつだよ」とフィジケラ。
「すごく自信がある。去年もリタイアするまではトップを走行していたし、これまでに4度も表彰台に上っている。だけど、2位と3位だけなんだ。今年も5度目を狙うけど、ぜひとも中央に立ちたいね」


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