ミシュランは、イギリスGPに向けて、ルノーやマクラーレン等、パートナーチームに供給するいくつかの新しいタイヤのテストを行っており、今週末は優勝できる可能性が高いと考えている。

　第8戦となるイギリスGPで、ミシュランは、今季6勝目、F1での99勝目を狙う。ミシュランのF1ディレクター、ニック・ショロックは、シルバーストンはタイヤ磨耗率が大きいので、本番ではハードコンパウンドを選ぶだろうと語った。
「シルバーストンでのレースはマシンにもタイヤにもかなりの負担がかかる。空力のセットアップはミディアムであり、高速での方向転換に対処すべくマシンレスポンスをとても敏感にする必要がある。と同時に、低速セクションでのハンドリングを十分に安定させる必要がある。さらに、低速セクション用にトラクションもよくしなければならない」
「路面は比較的でこぼこしているので、タイヤの磨耗が激しい。したがって、シーズン中もっとも固いコンパウンドを使うことを考えている。マシンが高速に達すると、タイヤは垂直方向と横方向に大きな負担がかかるので、バランスのいいタイヤが必要だ」
「シルバーストン戦でのタイヤ準備のために、シルバーストンとバルセロナでのテストでパートナーたちと共にたくさんの作業を行った。スピードとレースディスタンスでの一貫性との間で最高の妥協点を探るため、いくつか新しいタイヤをテストした。シルバーストンではいつも天候が懸念される。最新型のウエット用コンパウンドのパフォーマンスをお見せする機会があるかもしれない」

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