今シーズン、F1は中東と北アフリカ地域において、無料でテレビ放送されることになった。アル・ジャジーラ・スポーツTVネットワークと、その地域におけるF1の放映権を持つバーレーン・インターナショナル・サーキット(BIC)との間で契約が締結された。
この契約によって、2006年シーズンの全18レース及びニュースや特集番組などがカタールを拠点とした同放送局によってカバーされることとなった。
「アル・ジャジーラ・スポーツの名と、中東、北アフリカ地域における同社の貢献は誰もが知るところである」BICのジェネラル・マネージャーであるマーティン・ウィテカーは語った。
「今回の契約はバーレーン・インターナショナル・サーキットにとって大いなる光栄である。それは単に、このガルフ・エア・バーレーン・グランプリを通じて‘中東におけるモータースポーツのホーム’であることを認知してもらえることのみならず、バーレーン以外の中東の国々、北アフリカの国々においてもシーズンの全18レースを見ていただけることになるからだ。またバーレーンが無料放送の最初のレースとなることは、我々の王国においても非常に誇りに思う」
「スポーツイベントとして、世界における重要性の点で、F1はワールドカップやオリンピックと並び称されるべきである」アル・ジャジーラ・スポーツ社の広報担当、ヘジ・スミラニは語っている。
「ただそれらのイベントと違い、F1は現在中東におり、バーレーンでシーズンの開幕を迎えるという栄誉を伴っている。今回の契約によって、アル・ジャジーラ・スポーツは、各家庭に無料でF1の本物のスペクタクルを完全にお届けすることができることになった。つまりアル・ジャジーラ・スポーツは、視聴者側の気持ちに立っているということを示している。また、この放送によって、我々の熱心な視聴者のスポーツ文化の拡大への道を作り出すことになるだろう」