ジャンカルロ・フィジケラが、チームのコンストラクターズタイトルのために、今週末インテルラゴスで開催されるブラジルGPで好成績を残すことに明るい見通しを持っている。
ルノーチームは残り3レースとなった現在、マクラーレンに6ポイント差をつけてコンストラクターズ選手権のトップにたっている。フェルナンド・アロンソがドライバーズタイトルをほぼ手中に収めているなか、フィジケラはマクラーレンのマシンの方が速いものの、ルノーがコンストラクターズ選手権でリードを保つことに自信を持っている。
「フェルナンドがドライバーズタイトルを手にするのは極めて簡単だと思う。しかし、僕たちはまだ、コンストラクターズ選手権でマクラーレンと接戦を展開中だ。彼らのマシンの方が強いことはわかっている。しかし、信頼性があまりよくない。したがって、僕はコンストラクターズタイトル獲得について明るい見通しを持っている。僕個人としては、また優勝したいね。それにはブラジルがいいチャンスだと思う。僕たちはエアロパッケージを新しくした。エンジンスペックも新しくなったので、ブラジルではこれまで以上にアグレッシブな走りができると思う」
「インテルラゴスは昔から好きなサーキットだ。2003年にジョーダンで初優勝した場所だし、2000年にはベネトンで2位になっている。エンジンのパワー不足に苦しんだ2001年でさえ、僕はポイントを獲得した。インテルラゴスはいつも僕にとっていい結果をもたらすトラックなんだ。ベネトンとルノーはインテルラゴスでこれまでいつも速かった。したがって、今度のレースでもかなり明るい見通しを持っている」
「マクラーレンほど速くはないけれど、最近のレース以上に、彼らと接戦になると信じている」
ブラジルGPプレビュー：ルノー
