クリスチャン・クリエンが、来季のレッドブルのセカンドシート争いについて、ビタントニオ・リウッツィに勝つ自信があると語った。
クリエンは今シーズン、レッドブルのセカンドカーをリウッツィと交代でドライブしてきた。しかし、チームはすでに、来季のセカンドシートは1人のレギュラードライバーに任せる方針を明らかにしている。
これにより、クリエンとリウッツィはシート争いを演じることになった。シートを獲得できなかった者は、テストドライバーになるか、レッドブルがウワサ通りミナルディからチームを引き継げば、その第2のレッドブルチームに移籍することになるだろう。
とはいえ、クリエンはベルギーGPの前に、来季デイビッド・クルサードのパートナーになれるだろうと語った。
「まだ決まったわけではない。すなわち、こういうことだ。僕たち(クリエンとリウッツィ)は半分づつレースに出場することになっていたのだが、僕の方が圧倒的に多く出場しているので、チームは僕のことを信頼してくれており、僕もいい仕事を行ってきたと思っている。ここまで9レースを完走して、4回のポイントフィニッシュを飾っている」
「今週末は僕にとって重要なレースになる。僕はスパが本当に好きだ。去年はスパでいい仕事をしたので、いい結果が残せると思っている。目標に一歩一歩近づき、来季もレッドブルでレースができるようにしたい」
クリエンは当初、スパに出場せず、リウッツィが5月のヨーロッパGP以来の出場を果たすと考えられていたが、リウッツィが今年中にマシンをドライブすることがあるのか、ここまで圧倒的多数のレースに出場してきたクリエンがこのままシーズン終了までステアリングを握り続けるのか、今のところ不明だと述べた。
「ハンガリーで僕の今年のドライブは最後だと思っていた。しかし、チームは僕を信頼してくれ、僕がチームのためにいい仕事をしていると言ってくれた。それで、僕はトルコとモンツァにも出場でき、スパへも出場することになった」
「スパでもいい仕事ができればいいね。できればポイントを獲得して、BARの前でフィニッシュしたいね。なかなか難しいことだけれど、あらゆることを試してみるよ。最後の3レースについては、まだ誰がドライブするのか決まっていない。スパで僕がいい仕事をすれば、次のレースにも出場できると思う」