インディアナポリスではまともなレースを見せてもらえなかったアメリカのF1ファンに、思わぬプレゼントが舞い込んだ。チャンプカー・ワールドシリーズがアメリカGPのチケット購入者を今週末クリーブランドで開かれるレースに招待すると発表したのだ。
ミシュランタイヤを履く14台のマシンがフォーメイションラップの後ピットインしてしまい、フェラーリ、ジョーダン、ミナルディの6台だけがグリッドに着いた時点で、多くのファンはインディアナポリスを去り、その多くがチケットの代金返還を要求している。
だが、怒りに任せてチケットを捨ててしまわず、手元に残しておいたファンは、それを日曜日にバーク・レイクフロント空港の仮設サーキットで開催されるチャンプカー・レースのチケットと交換してもらうことができる。
「インディアナポリスでレースを見られなかったすべての中西部のオープンホイールレースファンに、クリーブランドへ来てもらいたいと思っている」と、チャンプカーのPR担当ディレクター、スティーブ・シャンクはSPEEDTV.comに対して語った。「アメリカGPのチケットはクリーブランドでの私たちのレースの決勝日にも有効とするつもりだ」
「ファンはクリスチアーノ・ダ・マッタ、ジャスティン・ウイルソン、ティモ・グロックといった元F1ドライバーや、ジミー・バッサー、ポール・トレイシー、セバスチャン・ブーデといった当シリーズのチャンピオン経験者たちの激しい戦いを見られるだろう」
F1アメリカGPのチケットを6月26日に開催されるチャンプカー・グランプリ・オブ・クリーブランドの決勝日のチケットを交換する方法の詳細については、まもなくwww.grandprixofcleveland.comおよびwww.champcar.wsで発表される予定。