25日、南仏にあるポール・リカールでルノーが単独テストを行い、サードドライバーのフランク・モンタニーとヘイキ・コバライネンがテスト最終日を締めくくった。
　1週間の中でベストコンディションに恵まれたこの日、赤旗中断もなく、ルノーはテストプログラムにおいて飛躍的な進展を遂げる結果となった。ふたりのドライバーはそれぞれが120周以上を走破し、次戦以降に向けたシャシー開発とエンジン開発に集中することができた。また、そのエンジン2基のマイレージは、記録的な走行距離にまで達している。
　コバライネンのファステストは1分04秒066で、モンタニーよりもおよそコンマ4秒速かった。しかし、前日にトヨタのテストドライバー、リカルド・ゾンタが記録したこの週のファステスト1分03秒848を上回ることはなかった。
　一方、BARもテストに参加する予定であったが、一晩中雨が降った湿っぽいコンディションでセッションをスタートするのは好ましくないと考えたようだ。30日間のテスト制限に賛同していることもあり、“好ましくないコンディション”の中では走行しないことを決断し、テスト参加を見合わせている。

Paul Ricard(3/25)
Leading performances

1
Heikki Kovalainen
Renault-Renault
1'04.066
130Laps

2
Franck Montagny
Renault-Renault
1'04.477
148Laps

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All times unofficial

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