今年限りでマクラーレンを去ることになるデイビッド・クルサードが、来季のＦ１選手権を１年間休んで、２００６年のシート確保を目指すことになるかもしれないと語った。彼にとって最後のグランプリになる可能性があるブラジルＧＰを目前に控えて、クルサードはきっと日曜日には“複雑な気分”になるだろうと述べた。「ブラジルＧＰが複雑な気分で迎える週末になることは間違いない。僕はこのチームと共に素晴らしい９シーズンを過ごしてきたからね」「自分にはまだ速さと欲求と競争力があると信じているし、何度も言ってきたように、まだ引退するつもりはない。来年もどこかでシートを確保するための努力を続けているが、もしダメなら来年もう一度トライするだろう」
　クルサードにはジャガーを含めたいくつかのチームへの移籍のウワサがあったが、いまやジャガーの先行きは彼のそれと同じくらい不確かなものになっている。ウイリアムズに関しては、ジェンソン・バトンの加入がなくなったため、可能性がなくはないようだ。

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