フェラーリのミハエル・シューマッハーは、今週末に行われる初の中国ＧＰが待ちきれない思いだと語った。
　新設の上海サーキットでの初走行を前に、シューマッハーは、中国ＧＰへの期待をこう語っている。
「新しい経験ができるのが楽しみだよ。中国に行くのは初めてだけど、すごく興味深い場所なんじゃないかな」
「Ｆ１が中国で開催されるのは正しいことだと思う。なにしろ“ワールド”チャンピオンシップなんだからね。レースの他にも、中国という国やそこに住む人々のことを知ることができるのは、とても素晴らしいことだ」
「（コースに関し）これまで資料を見たところ、すべて素晴らしかったから、中国のレースには十分期待できると思っている。僕はまだコースのデザインと写真しか見ていないんだけど、とてもいい印象を持っているよ。タイトなコーナーがたくさんあり、高速のストレートもいくつかあり、長いストレートも１カ所ある。ここでは追い越しもできるだろうね」
　実際のフィーリングがつかめるのは、ドライバーたちが初めてコースを走れる金曜日だろう。「まずスクーターで走って、コースに触れてみるつもりだ。コースレイアウトを見たり、シミュレーションをしても、それほどは役に立たない。実際にコースを見なきゃだめだ。通常、新しいコースでの走行に際しても僕は全く問題ないし、今週末に大きな期待を抱いている。当然優勝を狙っていくよ」

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