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長年所属したBMWがアレックス・ザナルディを追悼「人間としての影響力は、レースでの功績以上」

2026年5月3日

 5月2日、BMWグループおよびBMW Mモータースポーツは、長年ワークスドライバーならびに企業アンバサダーとして同メーカーと深いつながりがあったアレッサンドロ・ザナルディの死を悼む声明を発表した。

 1966年生まれのザナルディはF1で41回のグランプリに出場した後、アメリカのCARTシリーズに転向し、1997年と1998年にチャンプカー王者に輝いた。2001年9月15日、ドイツ・ラウジッツリンクでのレース中の大事故で両足を失うが、ザナルディは決して諦めず、2005年にはBMWモータースポーツのワークスドライバーとして世界ツーリングカー選手権(WTCC)に復帰。同年8月29日、オッシャースレーベンでのレースで優勝し、華々しいカムバックを果たした。


 その後もBMWモータースポーツから数々の24時間レースに参戦し、2014年にはブランパン・スプリントシリーズにも出場、さらにDTMドイツ・ツーリングカー選手権にもゲスト参戦を果たした。

アレックス・ザナルディ
2003年以降、BMWのワークスドライバーならびに企業アンバサダーとして活躍してきたアレックス・ザナルディ

 ザナルディはモータースポーツ選手としてのキャリアと並行して、新たなスポーツキャリアもスタート。ハンドサイクルでは、2012年のロンドンパラリンピックでふたつの金メダルを獲得し、4年後のリオデジャネイロパラリンピックでも、ハンドサイクルでふたつの金メダルと銀メダルひとつを手にしている。


 2020年6月、ピエンツァ近郊で行われたハンドサイクル競技で重傷を負った後、ザナルディは家族の愛情深い介護を受けながら病院、リハビリ施設、そしてパドヴァの自宅を行き来していた。


 5月1日、故郷のイタリアで急死した59歳のザナルディについて、BMW M GmbHのCEO、フランシスカス・ファン・ミールは声明のなかで次のように述べている。


「アレックス・ザナルディは、私がこれまで出会った中で最も素晴らしい人物のひとりだった。彼の勇気、人生への情熱、ポジティブなエネルギー、そしてモータースポーツへの熱意は、BMW Mの我々全員に深い感銘と感動を与えた」


「アレックスは、単なる傑出したアスリートやブランドアンバサダー以上の存在だった。彼はBMW Mモータースポーツファミリーの真の一員だった。BMW Mモータースポーツとともに、アレックスは特別な物語を紡いだ。才能、決意、信頼、そして高度な技術力が結集した時に何が可能になるのかを、彼は示してくれた」

アレックス・ザナルディ
CARTでの事故後、ハンドサイクル競技にも挑戦し成功を収めたアレックス・ザナルディ

「レーシングカーでの彼の功績は目覚ましいものだったが、人間としての彼の影響力はそれ以上に大きかった。揺るぎない姿勢と楽観主義で、彼は世界中の人々にインスピレーションを与えた」


「我々は素晴らしい人間、偉大な闘士、そして友人を失った。彼の妻ダニエラ、息子ニッコル、そしてご家族に心からお悔やみ申し上げる。アレックスがいなくなるのは本当に寂しいが、BMW Mの歴史と我々の心の中に、彼の特別な場所を永遠に刻み続ける」


 ザナルディを追悼するBMWの声明は、次の一文で締めくくられている。


「アレックス・ザナルディはかつてこう言った。『山がそこにあるから登りたくなるんだ。そして、自分にはできると分かっているから登るんだ』。そして今、究極のサバイバーは最後の旅へと出発した。チャオ、アレックス!」

アレックス・ザナルディ
アレックス・ザナルディ(1966-2026)


(autosport web)


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