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F1試作車から伝説のロードカーまで、スクーデリア・フェラーリを象徴するコレクションが競売へ

2026年2月7日

 フェラーリをはじめ、ランボルギーニ、ブガッティなどを手掛けるイギリス屈指の名車専門ディーラーであるファーロンガー・スペシャリスト・カーズは、モータースポーツの世界において言わずと知れた名門中の名門チーム、スクーデリア・フェラーリの軌跡を実現したコレクション『Scuderia ’89 ? The Pursuit for Paddle(スクーデリア89〜パドルの追求)』を売却すると発表した。

■『640』や『F40』など計5台の”跳ね馬”で構成される紫玉のコレクション

 今回のコレクションには、初のセミオートマチック・パドルシフト・トランスミッションの試験に使用されたフェラーリの試作F1マシン『639』と、1989年シーズンのF1でゲルハルト・ベルガーがドライブした新型ギアボックス初搭載の『640』が含まれる。


 また、圧倒的なスリルという面において未だこれを超えるものはないと名高いスーパーカー、1989年式の『F40』と、4.7リッターV型12気筒エンジン搭載を搭載し、そのルーツに前述の『639』や『640』を持つ1996年式の『F50』、そして史上初めてパドルシフト・トランスミッションを搭載したロードゴーイングカーである1998年式『355スパイダー』という3台の名車が2台のF1マシンに加わっている。

F1試作車からロードカーまで、スクーデリア・フェラーリを象徴する5台のコレクションが競売へ
『スクーデリア89〜パドルの追求』は、フェラーリがパドルシフト技術をF1から市販車へフィードバックしていった歴史を体現したコレクションとなっている

 ファーロンガー・スペシャリスト・カーズの創設者兼専務であるサイモン・ファーロンガー氏は次のようにコメントを発表した。


「これは、フェラーリ史上、もっとも象徴的で重要なレーシングカーとロードゴーイングカーのコレクションだ」


「これらのモデルは、フェラーリがF1のノウハウをかつてないほどロードゴーイングカーに活用した、新時代の幕開けを象徴するものである。そしてもちろん、『639』と『640』は2000年代初頭に続く伝説のF1ドライバー、ミハエル・シューマッハーがフェラーリとともに“黄金時代”を築く基礎となったクルマだ」


 今回のスクーデリア89コレクションは全車両一括での購入のみが可能であり、その価値は2000万ポンド(42億円)を超えると見積もられている。車両の詳細は以下のとおりだ。

■パドルシフト初採用のF1マシン

●フェラーリ639(シャシーナンバー106)


 個人が所有していた唯一の639型であり、2台の試作車のうちの2台目にあたるシャシーナンバー106は、フェラーリのまったく新しい3.5リッターV12エンジン搭載の新035型の試験用に開発されたマシンだ。この639こそが、現代のレーシングカーやロードゴーイングカーでは当たり前となっているパドルシフトを採用した最初のF1マシンであり、歴史的に大きな意味を持つ。


 この車両は1988年から1999年4月までフェラーリの工場で保管されたのち、個人所有となっていた。その後、フェラーリ製クラシックカーのメンテナンス専門会社であるフェラーリ・クラシケによる大掛かりな整備を経て、イギリス国内のグッドウッドやシルバーストンで走行可能な状態を保っている。


●フェラーリ640(シャシーナンバー110)


 1989年シーズンのF1においてカナダ、ドイツ、イギリス、メキシコ、アメリカGPでゲルハルト・ベルガーのドライブによってグランプリレース戦ったこのマシンは、世界選手権で初めてパドルシフトを採用したF1マシンだ。一線を退いた後は静態展示車として使用されたが、その後オリジナルの状態への完全な修復が行われ、その間にフェラーリ・クラシケの認定を受けた。


 最近、このシャシーナンバー110はベルガーと再会も果たし、2024年に開催された会員制クラブ向けモータースポーツイベント『グッドウッド・メンバーズ・ミーティング』で展示も行われた。さらに2025年に開催された世界最高峰のクラシックカーの展示会『ペブルビーチ・コンクール』では名誉ある会長賞を受賞している。

F1試作車からロードカーまで、スクーデリア・フェラーリを象徴する5台のコレクションが競売へ
スクーデリア・フェラーリによるパドルシフト搭載F1マシンの黎明期にあたる639と640が含まれるコレクション『スクーデリア89〜パドルの追求』

■輝かしい3台のロードゴーイングカー

●フェラーリF40(1989年式)


 1980年代のフェラーリを代表するスーパーカーであり、イギリスでもっとも成功を収めたレーシングカーF40の30台のうちの1台。工場出荷時の仕様に戻り、フェラーリ伝統の赤色であるロッソ・コルサをまとった同車は、新車からの走行距離がわずか2万4000kmというコンディションだ。


 この車両はプレミアム・ロードカーとして、あるいは当時のレース仕様に修復することで、過去のル・マン24時間レースに出場歴のある車用の『ヒストリック・ル・マン』や、ベルギーのスパ・フランコルシャンで開催される『スパ6時間』などのイベントにエントリーすることも可能となっている。


●フェラーリF50(1996年式)


 このF50はイギリスに出荷されたわずか25台のうちの1台であり、伝統のロッソ・コルサで外装を仕上げられた、走行距離2万2531kmという個体。


 フェラーリのクラシックカー製造時に使用された純正ファブリックの証であるオリジナル・ウィーブが特徴であり、両ルーフ、トラベルケース、ツールキットを含む豊富なアクセサリーが付属する。


●フェラーリ355スパイダー1998年式


 イギリスからの139台のうちの1台であるこのF355スパイダーは、走行距離がわずか8800kmという稀有な個体。こちらも伝統のロッソ・コルサをまとうとともに、冊子とツール一式のすべてが揃ったコンディションで、非常に希少価値の高いものとなっている。

F1試作車から伝説のロードカーまで、スクーデリア・フェラーリを象徴するコレクションが競売へ
F40やF1試作車の639を含むコレクション『スクーデリア89〜パドルの追求』は、日本円で42億円を超える価値になると推定されている


(autosport web)


レース

3/6(金) フリー走行1回目 10:30〜11:30
フリー走行2回目 14:00〜15:00
3/7(土) フリー走行3回目 10:30〜11:30
予選 14:00〜
3/8(日) 決勝 13:00〜


ドライバーズランキング

※アブダビGP終了時点
1位ランド・ノリス423
2位マックス・フェルスタッペン421
3位オスカー・ピアストリ410
4位ジョージ・ラッセル319
5位シャルル・ルクレール242
6位ルイス・ハミルトン156
7位アンドレア・キミ・アントネッリ150
8位アレクサンダー・アルボン73
9位カルロス・サインツ64
10位フェルナンド・アロンソ56

チームランキング

※アブダビGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム833
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム469
3位オラクル・レッドブル・レーシング451
4位スクーデリア・フェラーリHP398
5位アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング137
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム92
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム89
8位マネーグラム・ハースF1チーム79
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー70
10位BWTアルピーヌF1チーム22

レースカレンダー

2026年F1カレンダー
第1戦オーストラリアGP 3/8
第2戦中国GP 3/15
第3戦日本GP 3/29
第4戦バーレーンGP 4/12
第5戦サウジアラビアGP 4/19
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