メルセデスのラッセル5位「フェラーリとの選手権2位争いを諦めていない」 アントネッリは他車を押し出して降格
2025年9月8日
2025年F1イタリアGP決勝で、メルセデスのジョージ・ラッセルは5位、アンドレア・キミ・アントネッリは9位だった。
スタートでラッセルはグリッド位置の5番手を維持、序盤は前のシャルル・ルクレール(フェラーリ)にチャレンジするが、その後、タイヤを労わるために離れ、27周目にミディアムタイヤからハードに交換した。42周目には5番手に戻り、優勝したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)から32.881秒遅れでフィニッシュした。
ホームレースで好結果を狙いたいアントネッリだったが、スタート時に過度なホイールスピンにより10番手に後退。角田裕毅(レッドブル)を抜くなどして7番手まで順位を上げた後、28周目にタイヤ交換を行った。
セカンドスティント中盤に、アントネッリは、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)を抑えきれずに順位を落とし、さらにアルボンをコース外に押し出したと判断され、5秒加算のペナルティとペナルティポイント1を科された。アントネッリは8位でフィニッシュしたが、ペナルティにより9位に降格された。
現在コンストラクターズランキングで、メルセデスはマクラーレン、フェラーリに続く3位。前戦フェラーリがノーポイントに終わったため、ギャップを縮めることができたが、今回は、フェラーリの方が獲得ポイントが多く、その差は20ポイントとなっている。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=5位(53周/53周)
5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

「今日のペースとスタート位置を考えれば、5位が達成可能な最大の結果だったと思う。序盤には、前を行くシャルル・ルクレールのフェラーリと戦えたことにはまずまず満足している。(直線スピードにおいて)彼らが多少有利だろうと考えていたが、しばらくは彼のDRS圏内にとどまることができた。残念ながら、このサーキットではDRSを使ってもオーバーテイクはとても難しく、攻撃を仕掛けることはできなかった」
「コンストラクターズ選手権でフェラーリに少しポイント差を広げられたのは残念だ。ただ、もっと悪い結果にもなり得たし、残り8戦を戦って、最終的に2位を獲得するチャンスは十分にある。次戦に向けて気持ちを立て直し、バクーで良いパフォーマンスを発揮することを目指す」
■アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=9位(53周/53周)
6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

「今日のイタリアGPは望んでいたようなものにはならなかった。スタートで過度なホイールスピンが起きて、多くのポジションを失い、それによってレースが台無しになったのは残念だった。クリーンエアに入ってからのミディアムタイヤでのペースは良かっただけに悔しい」
「終盤はアルボンからポジションを防御しようとしたが、残念ながらペナルティを受けてしまい、最終的にもうひとつ順位を落とした。とても残念だ」
「それでも、この週末から得られるポジティブな点はある。予選では一歩前進できたし、マシンのフィーリングも良かった。バクーからは、より良いリズムをつかみ、この調子で最高のパフォーマンスを発揮すれば、僕たちの実力をしっかり示せるはずだ」
(autosport web)
9/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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9/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
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1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

