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ミナルディのスポーティング・ディレクターが死去

2004年7月12日

 ミナルディのスポーティング・ディレクターである、ジョン・ウォルトンが9日(金)の夜、ロンドンの聖トーマス病院で死去した。

 ウォルトンは、13日(火)の早朝、深刻な心臓発作に見舞われた。彼は、プロスト・グランプリの消滅後、2002年にミナルディに加わって以来、同チームに所属してきた。
 彼はまた、アロウズ、ジョーダン、ベネトン、トールマンの各チームで働いてきた。享年47という若さだった。
 チームからの声明には、次のように書かれている。
「ミナルディF1チームは、スポーティング・ディレクターであるジョン・ウォルトンが、昨夜(金曜夜)23時18分、ロンドンの聖トーマス病院で家族に見守られつつ、安らかに死去したとの報に接し、深い悲しみに沈んでいる」
 金曜のプラクティス後に、チーム代表のポール・ストッダートは次のようにコメントした。「多くの人が気づいているとおり、ミナルディは、大いに愛されているスポーティング・ディレクター、ジョン・ウォルトンが火曜朝に深刻な心臓発作に見舞われたというニュースのせいで、辛い週を過ごしている」
「言うまでもなく、チームの全員の想いは、今週ずっと、ジョンの家族や友人の方々と共にあった。チームは一致団結し、シルバーストンでいい活躍を見せようと決意しているが、今日(金曜)ドライバー3人共が見せた努力は、まさにそのとおりになっていることを示したと思う」
 ミナルディのマシンはどちらも、土曜朝の1回目のフリープラクティスでは走行を見あわせた。決勝ではゾイト・バウムガルトナーはリタイアを喫したものの、ジャンマリア・ブルーニは16位完走を果たした。




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