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「すべての判断は正解だったが、インターはペース不足」「夢見ていたすべてがここにある」/F1第12戦決勝コメント(2)
2025年7月8日
2025年F1第12戦イギリスGPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)だ。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=5位(52周/52周)
1番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→インターミディエイト→ミディアム

「良い一日ではなかった。今日これほどウエットになるとは思っていなかった。夜の間に天気予報が変わり、僕たちにとって不利な状況になった。そのため、今日使用したリヤウイングでは本当に厳しかった」
「常にダウンフォースが不足しており、自分たちの持つツールでは、高速と低速の両方でバランスを取ることができなかった」
「リスタートでスピンをして、多くのポジションを失った。加速しようとしただけなので、何が起きたのかよく分からなかった。でも、そこからできる限りの回復をして5位にまで戻すことができた。スピンの後も走り続けたがマシンに全くペースがなかった」
「ポジティブな点を挙げれば、正しい戦略で走ったと思う。ピットストップの判断やインターで続けるという決断も正しかった。すべての判断は正解だったが、インターには少しペースが欠けていた」
「とはいえ、それがレースというものだ。5位に満足することは決してないが、次のレースに進むだけだ。今日のレースはあまり楽しくはなかったが、ニコ(・ヒュルケンベルグ/キック・ザウバー)が初表彰台を獲得するのを見ることができて良かった。きっと今夜は祝っていることだろう」
「次はスパだ。カレンダーの中でも大好きなサーキットなので、次は少しは良くなることを願っている」
(走行直後のインタビューで語り)「とても難しいレースだった。スピンの後も、まったくペースがなかった。当然あの低ダウンフォースのリヤウイングではウエットコンディションで苦戦することは分かっていた」
「見直すべき点はいくつかあるが、いずれにせよマクラーレンとは勝負にならなかった。一方で、僕たちは、苦しい日には、ポイントを何点かでも確保することを目指す」
「僕たちには失うものも得るものもない。チャンピオンシップ争いをしているわけではないからね。だから、一戦一戦を単発のイベントとして捉え、あらゆることを最大限に引き出すことを目指していくだけだ」
■ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリHP)
決勝=4位(52周/52周)
5番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→インターミディエイト→ソフト

(レース直後のインタビューで語り)「困難なレースだった。僕にとって、あまり良い内容ではなかった。できる限りのことはしたつもりだ」
「ご覧のとおり、あちこちでミスが起きていたし、ものすごく難しいコンディションだった。しかもこのマシンは本当に今日のようなコンディションが苦手で、とても運転しづらかった。理想的ではなかったが、少なくともポイントは取れた」
(セカンドスティントについて聞かれ)「タイヤがだめになっていった。このマシンは低速コーナーを好まない。アンダーステアがひどくなり、左フロントタイヤがどんどんだめになっていったんだ。それで、もう(ヒュルケンベルグに)ついていけなかった」
「でも今回、ファンの皆からの素晴らしいエネルギーを得た。今週末、彼らは本当に素晴らしかった。赤い服に身を包んだ多くの人々を見ることができて感動したよ」
■ニコ・ヒュルケンベルグ(ステークF1チーム・キック・ザウバー)
決勝=3位(52周/52周)
19番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→インターミディエイト→ミディアム

「最高の気分だ。チームにとっても、僕個人にとっても本当に特別な一日になった。初めての表彰台のフィーリングは、言葉では言い表せない」
「変化し続けるコンディションの中でのとても激しいレースで、常に限界ギリギリを走っているような感覚だった」
「今日は正しい判断を下すことができた。特にスリックタイヤへの交換を遅らせた判断は極めて重要であり、それによってすべてが決まった。最終スティントでのルイスとのバトルはとても激しかった。彼は差を縮めてきたが、なんとか後ろに留めることができ、タイヤのコンディションが良くなってきたタイミングでは、少し差を広げることもできた」
「もし今日が完全なドライレースだったら、僕たちにとって全く異なる一日になっていただろう。でも今日、僕たちはコンディションを最大限に生かし、すべてのチャンスをつかんだ」
「グリッド最後尾からスタートして表彰台に立つなんて、本当に非現実的に感じる。すべてを消化して受け止めるには、数日の時間が必要だ。スタートからフィニッシュまでの素晴らしいチームワークの成果であり、自分たちが成し遂げたことを本当に誇りに思っている」
「この成果をしっかり楽しみ、祝うための2週間があるが、その後は、前半戦を良い形で締めくくるために頑張る」
(走行直後のインタビューで語り)「長い時間がかかったよね。でも、自分たちにはそれができる力があること、そして自分の中にもそれがあることは、ずっと分かっていた」
「なんというレースだ。ほとんど最後尾からスタートして、前戦と同じようなことをやってのけたというのは、本当に非現実的だ。どうやってすべてが起きたのか、自分でもよく分からない。ただ明らかに、コンディションはめちゃくちゃで、混乱した状況だった。レースの大半はサバイバルのような戦いだった」
「でも僕たちはすべてをうまくやってのけた。適切な判断をし、適切なタイヤを適切なタイミングで選択し、一切ミスをしなかったんだ。それは本当に信じられないことだ」
「正直、最後のピットストップまで、自分はまだ信じていなかったと思う。でも、1周多く走ってルイスとの差をかなり広げたと聞いた時に、『よし、これはいける! ちょっと息ができる!』となった。」
「でもその後、彼はかなり速いペースで迫ってきていた。プレッシャーはあったし、本当に緊張感のあるレースだったが、僕たちは崩れなかった。ミスもなかったし、そのことを本当に、本当にうれしく思っている」
「もちろん、ルイスが母国の観客の前で全力を尽くしてくることは分かっていた。でも自分の中では『みんなに悪いけど、今日はオレの日でもあるんだ!』って思っていた」
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=2位(52周/52周)
2番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→インターミディエイト→ミディアム

(走行直後のインタビューで語り)「あまり多くは言わない。言えば面倒なことになるからね。どうやら、もうセーフティカーの後ろではブレーキを踏んではいけないらしい。あの前に5周くらいずっとやってたけどね……。あまりしゃべりすぎると本当に面倒になるから、控えておくよ」
「でも、観客のみんなに感謝の気持ちを伝えたい。素晴らしいイベントだった。あの天気の中、最後まで応援してくれてありがとう。今日はここが好きだという気持ちにならなかったけれど、それでもシルバーストンはやっぱり好きだよ。来てくれてありがとう」
「ペナルティは正直、とてもひどいと思った。今日は速いマシンがあって、自分が証明したかったことは示せたから、それはよかったと思う。でも、それだけに、自分がふさわしいと思った結果を奪われたときはがっかりする。でももう仕方がない」
「ブレーキを踏んで、セーフティカーのライトが消えたのを見た。だから再加速しなかった。そうしたらマックスが僕を抜いていった。ちょっと妙な感じだったよ。その後、ペナルティを受けたんだ」
(この週末のポジティブな点は何かと聞かれ)「ペースは良かったこと。そして、やるべきことはすべてやったことだ。ただ、自分にふさわしい結果を得られなかった」
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=1位(52周/52周)
3番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→インターミディエイト→ミディアム

「どんな気分になるのか、今までは想像するのが難しかったけれど、まさに夢見ていたすべてがここにある。これまで成し遂げたいと願ってきたすべてが実現した瞬間だ。チャンピオンシップ優勝を除けば、気持ちの面でも達成感の面でも、これ以上のものはないと思う」
「素晴らしいレースだったが、今日それを特別なものにしてくれたのはファンのサポートだった。最後の数周は観客を見ながら、その瞬間を全身で味わおうとしていた。僕を応援するためのあのグランドスタンドにも感謝したい。彼らは本当に素晴らしかった。毎周自分を応援してくれて、本当に感動的だった」
「レースそのものについて言えば、これほどまでに神経をすり減らす展開もそうはないと思う。52周は長く、特に序盤に雨が降っていたため、何が起こるかまったく予測できなかった。でも、チームは素晴らしい判断を下し、ピットストップのタイミングも完璧で、驚くべき結果を得ることができた。信じられないほどの仕事をしてくれたチームに感謝する。今日のことは一生忘れられない思い出になるよ」
(Text : autosport web)
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7/4(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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予選 | 結果 / レポート | |
7/6(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


1位 | オスカー・ピアストリ | 234 |
2位 | ランド・ノリス | 226 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 165 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 147 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 103 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 46 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 23 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 460 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 222 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 210 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 172 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 59 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 41 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 36 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |

