ボルトレート「心から彼のことを喜んでいる」と僚友を祝福。レースはミディアム交換のリスクを取るもスピンを喫しリタイア
2025年7月8日
2025年F1第12戦イギリスGPの決勝レースが行われ、キック・ザウバーのガブリエル・ボルトレートはリタイアでレースを終えた。
ボルトレートはフォーメーションラップ終了後にピットに入ってミディアムタイヤに履き替え、ピットレーンからレースをスタートした。しかし4周目、ボルトレートはターン2でスピンを喫してバリアに接触。マシンにダメージを負いながらも走り出すことができたが、ピットに戻ることはできず、コース脇にマシンを止めリタイアとなった。
レース後、ボルトレートはキャリア239戦目にしてF1での初めての表彰台を獲得したチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグを祝福し、無線でメッセージを伝えた。ヒュルケンベルグが戻ってきてマシンを止めると、ボルトレートは一目散に駆け寄って握手を交わした。
■ガブリエル・ボルトレート(ステークF1チーム・キック・ザウバー)
決勝=DNF(3周/52周)
16番グリッド/タイヤ:ミディアム

「まずはニコ(・ヒュルケンベルグ)におめでとうと伝えたい! F1での長い年月のなか、彼が表彰台を目指して戦ってこの結果を達成するのを見るのは、本当に意味のあることだ。彼は、僕がこれまで一緒に仕事をしたなかで最高のチームメイトだ。ドライバーとしても人間としてもね。そして彼は間違いなくこの瞬間に値する。僕は心から彼のことを喜んでいるよ。今日はチームにとって特別な日だ。僕自身のレースは計画通りにはいかなかったが、この一員であることを誇りに思う。僕も努力を続け、いつかあそこに立つことができればと思っている」
「レースの展開を振り返ると、自分としてはかなり期待外れだ。コンディションから判断して、路面が早く乾くだろうと期待してミディアムタイヤに交換するリスクを冒したが、残念ながら期待通りにはいかなかった。リスタートではプッシュしたが、マシンのコントロールを失ってしまった。すでに厳しい週末になっていたので、それが僕のレースの終わりとなった」
「僕は常に自己批判的なタイプで、今日はチームを失望させてしまったと自覚している。なぜなら、僕たちにはさらに力強い結果を出せる可能性があったからだ。でも、こうしたことはすべて学習曲線の一部だ。これからニコのお祝いをして、レースのない数週間に入る。その間にトレーニングを続け、サマーブレイクに向けてさらに向上できるよう取り組んでいく」
(Text : autosport web / Translation : AKARAG)
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