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ボルトレート「コーナーで前走車に近づくとグリップがなかった」追い抜きが課題。ヒュルケンベルグは規則違反で失格に
2025年4月15日
2025年F1第4戦バーレーンGPの決勝レースが行われ、キック・ザウバーのガブリエル・ボルトレートは18位、ニコ・ヒュルケンベルグは13位でフィニッシュしたものの車検で違反が見つかり失格に終わった。
ボルトレートは18番手からミディアムタイヤでスタートし、13周目にハードタイヤに交換。他の多くのドライバーと同様にセーフティカー(SC)が導入された32周目に2度目のピットストップを行って再びミディアムを履いて19位でフィニッシュしたが、ヒュルケンベルグの失格に伴い正式な結果は18位となっている。
ソフトタイヤでスタートしたヒュルケンベルグは、全車のなかで最も早い5周目に最初のピットストップを行いミディアムタイヤに交換。27周目に2度目のタイヤ交換で再びミディアムを装着し、SC導入時はステイアウトして走り続け、13位でフィニッシュした。しかしレース後の車検で、車体の底のプランクが許容以上に摩耗していたことが判明し、失格となった。
■ガブリエル・ボルトレート(ステークF1チーム・キック・ザウバー)
決勝=18位(57周/57周)
18番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ミディアム

「厳しい午後だったが、ペースの改善が見られる場面もあった。オーバーテイクは間違いなく難しい課題だった。特にコーナーでは、前のクルマに近づいた途端に、動きを仕掛けるためのグリップが見つからなくなった。もちろん苛立ちを感じている。特にセーフティカーのリスタートの後、前方のクルマのハードタイヤに対して僕はミディアムを履いていたのに、それでも突破口を見つけられなかった」
「全体としてすべてを分析し、パフォーマンスを向上させる方法を理解するために時間をかけることが重要だ。短期的な目標は、厳しい週末を乗り越えて学んだことを持ち帰り、ジェッダに集中してこのトリプルヘッダーを締めくくることだ」
■ニコ・ヒュルケンベルグ(ステークF1チーム・キック・ザウバー)
決勝=失格(暫定結果は13位)
16番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ミディアム

※失格裁定前のコメント
「全体的に難しい週末で、今夜も例外ではなかった。スタートは最高とは言えなかった。ターン1ではイン側にいたが、ターン2で押し出されてしまい、ターン4に向かう途中で完全に制御を失ってしまった。そこに到着したとき、僕は最後尾になっていた。特にソフトタイヤでスタートしていたので、状況は明らかに楽ではなかった」
「僕たちは早いうちに積極的にピットインした。つまり、2回の非常に長いスティントを走るということだ。その後は、このレースで何かを得られる見込みは低かった。このコースでは僕たちのマシンの弱点が露呈したので、学ぶべき重要な教訓がある。ワンラップでは、すべてがうまくいけばかなりいいペースになると思うけれど、ロングランのペースは改善が必要だ」
(Text :autosport web / Translation:AKARAG)
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1位 | ランド・ノリス | 77 |
2位 | オスカー・ピアストリ | 74 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 69 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 63 |
5位 | シャルル・ルクレール | 32 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 30 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 25 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 18 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 151 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 93 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 71 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 57 |
5位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
6位 | ウイリアムズ・レーシング | 19 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 7 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

