F1パワートレイン事情:折原GM「2025年はレッドブルとRBとパートナーとして戦う最終年。いい形で締めくくりたい」
2024年12月20日
2024年シーズンの最後の3連戦となった第22戦ラスベガスGP&第23戦カタールGP&第24戦アブダビGPは、2つのチャンピオン決定戦の場となった。
まず、3連戦初戦のラスベガスGPで、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がドライバーズチャンピオンに輝いた。フェルスタッペンのタイトル獲得は2021年から4年連続。しかし、今年の戴冠はかなり厳しい状況だったとホンダ・レーシング(HRC)の折原伸太郎(トラックサイドゼネラルマネージャー)は振り返る。
「昨年は連勝を止めてはいけないというプレッシャーがありましたが、それはいいプレッシャーでした。でも、今年はライバルに迫られ、逃げるのに必死な状況だったので、精神的にきつかったです。私は夏休み前までRBのガレージで仕事していたのですが、第6戦マイアミGPの後のイモラのあたりから苦戦しているのがRBのガレージからもわかりました。イモラは予選で立て直して、レースでも勝つことはできましたが、あのあたりからガクンとペースが落ち始めたように思います。その後も、なんとか立て直そうと頑張っていましたが、うまく行かず、雰囲気もあまり良くなかったように見えました」
そんな矢先、パワーユニットにも問題が発生する。第9戦カナダGPのフリー走行でフェルスタッペンのパワーユニットが高電圧系トラブルに見舞われ、1基失ってしまう。
「昨年までだったら、パワーユニットを交換してグリッドペナルティを受けても、優勝争いに追いつけるだけの速さがあったので、抜きどころがあるサーキットで(5基目以降を)入れることに対して、チームからの反対はなかったんですが、今年はそんな余裕はなくなったので、できるだけ(5基目以降を)入れずに乗り切りたいという方向だったので、トラブルが出て5基目以降を入れざるを得なくなり、そのタイミングはチームとかなり長い間、話し合っていました」(折原)
まず、3連戦初戦のラスベガスGPで、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がドライバーズチャンピオンに輝いた。フェルスタッペンのタイトル獲得は2021年から4年連続。しかし、今年の戴冠はかなり厳しい状況だったとホンダ・レーシング(HRC)の折原伸太郎(トラックサイドゼネラルマネージャー)は振り返る。
「昨年は連勝を止めてはいけないというプレッシャーがありましたが、それはいいプレッシャーでした。でも、今年はライバルに迫られ、逃げるのに必死な状況だったので、精神的にきつかったです。私は夏休み前までRBのガレージで仕事していたのですが、第6戦マイアミGPの後のイモラのあたりから苦戦しているのがRBのガレージからもわかりました。イモラは予選で立て直して、レースでも勝つことはできましたが、あのあたりからガクンとペースが落ち始めたように思います。その後も、なんとか立て直そうと頑張っていましたが、うまく行かず、雰囲気もあまり良くなかったように見えました」
そんな矢先、パワーユニットにも問題が発生する。第9戦カナダGPのフリー走行でフェルスタッペンのパワーユニットが高電圧系トラブルに見舞われ、1基失ってしまう。
「昨年までだったら、パワーユニットを交換してグリッドペナルティを受けても、優勝争いに追いつけるだけの速さがあったので、抜きどころがあるサーキットで(5基目以降を)入れることに対して、チームからの反対はなかったんですが、今年はそんな余裕はなくなったので、できるだけ(5基目以降を)入れずに乗り切りたいという方向だったので、トラブルが出て5基目以降を入れざるを得なくなり、そのタイミングはチームとかなり長い間、話し合っていました」(折原)
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9/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


※イタリアGP終了時点
1位 | オスカー・ピアストリ | 324 |
2位 | ランド・ノリス | 293 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 230 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 194 |
5位 | シャルル・ルクレール | 163 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 117 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
8位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 66 |
9位 | アイザック・ハジャー | 38 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

※イタリアGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 617 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 280 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 260 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 239 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 86 |
6位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 62 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 61 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 44 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

2025年F1カレンダー
第16戦 | イタリアGP | 9/7 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/21 |
第18戦 | シンガポールGP | 10/5 |
第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |

