最新記事
- アーサー・ルクレールがF1アブダビGPのFP1に...
- F1オランダGP、ザントフォールトでの開催契約...
- 平川亮がハースF1からアブダビテストに参加決...
- レッドブルとペレスが契約解除に向けて交渉中...
- 【F1第23戦無線レビュー(1)】最高速が伸び...
- 【SNS特集】F1カタールGP:周冠宇、今季初入...
- 2024年F1第24戦アブダビGP TV放送&タイムス...
- 岩佐歩夢、F1アブダビGPのFP1に出走決定。鈴...
- タイトル争いは最終局面へ。フェラーリF1代表...
- 2024年F1第23戦カタールGP決勝トップ10ドライ...
- カタールGPの裁定の一部をFIAが説明。ダブル...
- 2024年F1第23戦カタールGP決勝トップ10ドライ...
タイトル争いは最終局面へ。フェラーリF1代表「自分たちの仕事に集中することが重要」
2024年12月4日
フェラーリは先週、難しい週末になることを覚悟してカタールに到着した。彼らの『SF-24』がルサイル・インターナショナル・サーキットの要求にマッチするとは予想されておらず、長く高速で急なコーナーを備えるアラブのコースのレースでは、マクラーレンの『MCL38』が有利になると考えられていた。
しかしランド・ノリス(マクラーレン)のペナルティは、スクーデリアにコンストラクターズタイトル争いにおける予想外の活路をもたらした。それによりフェラーリは、選手権トップに立つライバルに対し3ポイント追いつくことができたが、シーズン最終戦を迎える時点ではまだ21ポイントのギャップがある。
実際にフェラーリは、過去4回のグランプリにかけてマクラーレンとの差を54ポイント縮めてきている。来週末のアブダビGPでシーズンが終わろうとしている今、点差はともかく勢いは明らかにスクーデリア側にある。
カタールで着実にポイントを増やしたことに安堵したチーム代表のフレデリック・バスールは、当然ながら同様の差で後れを取って今年最後のレースに臨むよりも「20ポイントリードしていたほうよかった」と認めた。
バスールは、それが実現していた場合にチーム内でプレッシャーが高まる可能性を否定し、アブダビでは「プレッシャーの問題ではなく、よい仕事をして速さを発揮することが重要だ。その後にどうなるか目にすることになるが、我々はまず自分たちのことに集中しなければならない」と主張した。
彼は続けて、「シーズン中は何度かワン・ツー・フィニッシュを達成できたので、今週末よりもよい結果を出せるようにしなければならない」と振り返った。
「まず、もっとも重要なのは、自分たちの仕事に集中することであり、他のチームが何をしているかなど考え始めないことだ。そんなことをすると、週末のペースを少々失うことになる」と強調した。
バスールは、チームが正しいメンタリティを持っていると考える理由として、「少なくともカタールGPでのアプローチは非常によかった。チャンピオンシップが懸かっていても、我々は自分たちのマシンと戦略に集中し、マクラーレンやレッドブルが何をしているのかあまり考えなかった」と付け加えた。
シーズン最終戦での主な目標は何かと聞かれたバスールは、フェラーリがアブダビに行くのは「勝つため」だと明言し、「理論上は、このコースのレイアウトなら、ここ(ルサイル)よりも我々の調子はよくなるだろう」と認めた。
しかしバスールは、「今年は各マシンのペースは主にタイヤマネジメントによって左右されてきた。マシンの差は非常に小さく、タイヤマネジメントがすべてをリードしているので、我々はその仕事をしなければならない」と述べ、次のように締めくくった。
「来週のアブダビでよい状態になるかどうかはわからないが、我々はその仕事をしなければならない。すべてをまとめる必要がある」
前述のとおり、マクラーレンに21ポイント差をつけられてシーズン最終戦を迎えるフェラーリは、ファステストラップによる追加ポイントを加えたワン・ツー・フィニッシュを達成しても、タイトル獲得には充分ではないかもしれないことを認識している。フェラーリが獲得可能な最高ポイントである44ポイントを獲得しても、ノリスとオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が合計24ポイントを獲得すれば、マクラーレンが逃げ切りチャンピオンの座を獲得することになる。
つまり、マクラーレンは3位と5位につければ充分なのだ。そのため、現状ランキング4位につけるレッドブルと同5位のメルセデスは、来週日曜夜のコンストラクターズ選手権の最終結果を左右する役割を担う可能性がある。
(GrandPrix.com
Translation: AKARAG)
関連ニュース
11/29(金) | フリー走行 | 結果 / レポート |
スプリント予選 | 結果 / レポート | |
11/30(日) | スプリント | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
12/1(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 429 |
2位 | ランド・ノリス | 349 |
3位 | シャルル・ルクレール | 341 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 291 |
5位 | カルロス・サインツ | 272 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 235 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 211 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 68 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 640 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 619 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 581 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 446 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 92 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 59 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 54 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 4 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |