フェルスタッペン、白熱バトルも20秒ペナルティ「他にできることはなかった」レッドブル/F1第20戦決勝
2024年10月28日
2024年F1第20戦メキシコシティGPの決勝、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は6位でレースを終えた。
予選で2番手グリッドを獲得したフェルスタッペンは、スタート直後のターン1でポールポジションのカルロス・サインツ(フェラーリ)を攻略しトップに立った。
しかし、9周目にはサインツがターン1で仕掛け直し、フェルスタッペンは目立ったディフェンスをせずに2番手へダウンしてしまう。
さらに続く10周目には、3番手のランド・ノリス(マクラーレン)がターン4でフェルスタッペンに接近。ハードなブレーキング勝負に発展し、イン側のフェルスタッペンがアウト側のノリスを押し出すかたちとなってしまった。
ここではノリスが前で合流することになったが、さらにその先のターン7でフェルスタッペンがノリスのインに飛び込み、2台はともにオーバーラン。その隙にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が2台をパスし、フェルスタッペンがその後ろでノリスより先にコースに合流した。
前戦アメリカGPでも見られたような激しいバトルを演じたふたりだったが、今回はターン4でのフェルスタッペンに対し、ノリスを押し出したとして10秒のペナルティが課された。
さらにターン7でのバトルに対しても、フェルスタッペンがコース外走行でのアドバンテージを得たとして10秒ペナルティが課され、最初のピットストップ時に合計20秒停止し後退。
隊列のほぼ最後尾からレース後半を戦い直したフェルスタッペンは、最終的に6位までポジションを回復したものの、対するノリスは2位表彰台を獲得し、ドライバーズランキングの差はさらに縮まるかたちとなった。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=6位(71周/71周)
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「厳しい週末だった。スタートは良かったが、その後ペースが上がらず、レースの残りは両方のコンパウンドで苦戦した」
「ペナルティのためピットストップが長くなり、その後はできるだけ多くのポイントを獲得するためのリカバリードライブとなったが、仕方ない」
「今週末何が悪かったのかを理解しなおす必要があるが、今日は他にできることはなかった。もっとうまくやりたいことがたくさんあるので、ブラジルでもっと強くなって戻ってくるために一生懸命努力するよ」
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 131 |
2位 | ランド・ノリス | 115 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 99 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 93 |
5位 | シャルル・ルクレール | 53 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 41 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 30 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 14 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 246 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 141 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 105 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 94 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 37 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 14 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 8 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 7 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

